FIAは、2023年F1第2戦サウジアラビアGPが行われるジェッダ・コーニッシュ・サーキットの3カ所目のDRSゾーン検出ポイントを後方に移動し、コースの最終コーナーの終わりに設置した。追いつ追われつの危険なオーバーテイクの駆け引きを防止するためだ。
最後のDRSゾーンの検出ポイントは、以前はジェッダのスタート/フィニッシュのメインストレートへ戻っていくターン27のヘアピンのブレーキングエリアに設置されていた。そのため、ヘアピンへのアプローチで突如減速して意図的にライバルを先に行かせ、その後メインストレートでDRSの恩恵を受けてフィニッシュラインを通過するという戦術が取られるようになった。