フェラーリのチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、F1第2戦サウジアラビアGPでシャルル・ルクレールと彼のレースエンジニアとの間で生じたミスコミュニケーションについて対処すると述べており、「あれはいい指示ではなかった」と認めている。
サウジアラビアGPの決勝レースで、ルクレールは第1スティントでの力強い走りによって、16周目に行った唯一のピットストップでルイス・ハミルトン(メルセデス)をアンダーカットし、12番グリッドから5番手まで順位を上げた。しかしながらハミルトンはその2周後にセーフティカーが導入された際にタイヤ交換を行い、極めて重要なことにこの時点で7番手だったルクレールの前に出てきた。