「2018年にはタイトルスポンサーを発表する必要がある。スポンサー獲得には1年かかるので、すでにプレッシャーを感じている。しかし、過去3年にわたってチャンピオンを獲得したチームも含めて、新しいタイトルスポンサー発表を行ったマシンは見かけていない」
「これは我々がF1において直面している、逆境の表れだと思う。リバティ・メディアの登場で、このスポーツの方向性について素晴らしい道筋がつけられた。マクラーレンについても同様だし、F1もだ。明るい未来が開けている」
マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエもチームのリソースについてはブラウンの見方に同意し、次のように話した。
「正直なところ我々には何の問題もない。肝心なのはマシンのステッカーの数ではなく、それぞれのステッカーから得られる金額だ。予算の使い方も重要だ。より多くの予算があれば、もっと競争力を高められることは、誰もがよく知っている」
「多くの予算を賢く使えば使うほど、競争力はさらに高くなる。我々にはメルセデスやレッドブルほどではないが、手頃な予算と良い仕事をするのに十分なリソースがある。効率良く、賢くとでも言おうか。我々の組織はそのように動き、トップに立とうとしているのだ」