●手を焼く新路面/金曜日の様子
路面改修の影響もあってか、マイアミデビューのハース、ニコ・ヒュルケンベルグが痛恨のクラッシュを喫してしまう。大ベテランとはいえ滑りやすい路面に手こずっている。
アルボンもテールがスライドしてしまったがスピンはせずにノーダメージで事なきを得た。
マグヌッセンも足元が滑りスピン。しかしエスケープのおかげで間一髪、フロントウイングを軽く接触させる程度に済んだ。お財布事情も絡むハースチームにとってはヒヤヒヤな時間が続く。
FP2になってもグリップ不足は否めず、フェラーリのシャルル・ルクレールを持ってしてもステアリングを取られ正面からバリアへクラッシュ。本人とマシンに別状はないもののこれでセッションは赤旗に。
コース幅が狭くトラフィックに引っ掛かりやすいコースレイアウトとあって満足にアタックできないシーンも目立った。アルファタウリの角田裕毅はアルピーヌの一台にアタックを塞がれご立腹、満足なタイムを出せずにセッションを終えるとこに。一発の速さ、決勝での粘り強さでこの後のセッションに期待したい。
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