イタリア北部が豪雨と洪水に見舞われているため、F1第6戦として予定されていたエミリア・ロマーニャGPを5月19~21日に行わないことが決定した後、同グランプリを今シーズン中に日程を変更して開催する可能性について協議された。F1とエミリア・ロマーニャGPのプロモーターは、8月の開催を提案したが、F1チームの大多数がこれを拒否したと伝えられている。
エミリア・ロマーニャ州では、今週激しい雨により洪水と土砂崩れが発生、数千人の人々が避難を余儀なくされており、死者も出るなど、被害が拡大している。その状況から、安全面を考慮するとともに、地元に負担を課すことを避けるため、F1とFIA、プロモーター、地元当局らが、今週末のグランプリ中止を決定した。