ジョージ・ラッセルは、今週イモラで行われるF1第6戦エミリア・ロマーニャGPでメルセデスが導入しようとしているアップグレードパッケージについて、メルセデスにとって「世界が変わるわけではない」と牽制した。
2023年シーズン序盤の苦戦、さらには昨シーズンの不振を経て、メルセデスのエンジニアは包括的なアップグレードプランを作り上げた。これにより、現在のW14が採用しているゼロサイドポッドデザインを離れて、違う方向性に進む可能性が出ている。チーム代表のトト・ウォルフは、極めて重大な意味をもつ今週末のエミリア・ロマーニャGP後、W14に対して段階的な開発と改良を実施し、徐々にパフォーマンスを上げていくことを計画しているという。