2023年F1第12戦ハンガリーGPのレースウイークも、フェラーリにとっては納得のいかない結果となった。フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールは、ハンガリーでは「ミスが多すぎた」ことが不調の原因だと主張した。
フェラーリの伸び悩みは予選の時点で始まっていた。土曜日の予選でシャルル・ルクレールは6番手のタイムだったが、カルロス・サインツはトップ10に入れない苦しい展開となった。レースはそれぞれ7位と8位でフィニッシュする結果となったが、ルクレールは1回目のピットストップ時にホイールガンのトラブルに見舞われタイヤ交換に遅れが発生し、2回目のピットストップではピットレーンのスピード違反で5秒ペナルティを受けた。
