2015年にグロージャンが所属していたロータスはメルセデス製エンジンを使用していたが、ハースとフェラーリとの関わりはそれよりも少なく、それぞれのマシンには大きな違いがあると言う。
「まったく異なる哲学のもとに作られている。ウイング、サイドポッド、ノーズを見れば、それがハースのマシンであることが見て取れる。確かにフェラーリからパーツの供給を受けることで、難しい部分は少なくなっている。でもそれ以外はハースのマシンだ」

 ただし、部品を共有する都合上デザインコンセプトの面でフェラーリの影響は避けられず、それがハースのパフォーマンス向上につながったことは認めている。
「メカニカル的なところでは、サスペンションとギアボックスはフェラーリから供給されたものだ。つまり、その部分はフェラーリの哲学に従わなければならない。昨シーズンの彼らのマシンはタイヤに優しかった。今シーズンの僕らのマシンも、タイヤに優しい」

 ハースはフェラーリのシミュレーターを使っているとはいえ、それほど多くの時間をかけられなかったとグロージャンは語っている。また5月のモナコGP以降までは再訪問の予定もないという。
「エステバン(グティエレス)が先週行ってきた。リソースが足りないので、僕は行かなかった。シミュレーションにエンジニアを送り込んで、ファクトリーでの時間を無駄にするというのが、ちょっと難しいんだ」

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