F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第14戦オランダGP、第15戦イタリアGP編です。

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 イタリアGPまでの2週間は、リアム・ローソンにとって怒涛の日々だった。そして、それは彼にF1デビューの機会が巡ってくる前から始まっていた。

 オランダGPの前週にもてぎで開かれたスーパーフォーミュラのレースで、彼はスタート直後に複数のマシンが絡む大クラッシュのきっかけを作り、それゆえに少々落ち込んだ気分でザントフォールトに到着していたのである。概してリザーブドライバーの仕事は、金曜の夜には終ったも同然になる。金曜のプラクティスを終えたあと、土曜から代役が起用されることはまずないからで、もちろんローソンもそう思っていた。

 だが、彼がオランダで過ごした金曜は、通常とはまるで異なるものになった。ダニエル・リカルドがFP2序盤のクラッシュで負傷したことは誰の目にも明らかで、それはローソンが必要とされる可能性が生じたことを意味した。

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