さあ予選です。アキュラ・チーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベスさん駆る7号車アキュラDPiが速そうです。カメラマン達がポール決定の瞬間を撮ろうと群がります。が、セッション終了直前、10号車キャデラックに0.007秒差でポールをかっさわられました。

 この時点で我々カメラマンたちは、何故カストロネベスが頭を抱えているか分かっていません。この10秒後には異変を察知し全員がダッシュでこの場を去ります。カストロネベスさん、申し訳ありませんでした。

 ピットに帰ってくるとマツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-Pがエンジン交換中でした(予選直前のFP2で壊れたらしい)。

 鉄の結束を誇るチーム・ヨースト、作業途中には笑顔も見られました。まあかつてはル・マン24時間でロイック・デュバルさんがクルマを全損させた時もその場でクルマをイチから組み上げた人たちですから大丈夫でしょう。(その後行われたFP4でコースに復帰。総合4番手につけました)

 そういえばあの時の、デュバルの代役を務めたマルク・ジェネは良い仕事したことを思い出します。ま、その後の選択がマズかったのですが……。


 こちらはピットに隅に待機中の6輪消化車です。ゴルフカートがベースなのでしょうか、色々なモノがコンパクトにまとまっていて可愛いです。

 そういえば後輪が4輪のF1ってありましたね。

 メディアセンターに帰って来るとル・マン24時間レースを主催するACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン代表とWEC世界耐久選手権のプロモーター代表、ジュラール・ヌブーさんが何とカフェテリアの横で立ちながらインタビューを受けています。

 ル・マン代表もWEC代表もアメリカへ来ればゲストのひとりでしかないようです。アメリカ恐るべしです。

 お昼にしましょう。せっかくデイトナ・スピードウェイに来たので“デイトナ・ホットドック”を食します。比較のため単3電池を置きましたが、このスケール感、分かって頂けますでしょうか。お陰様で完食後、6時間が経過した今もまったくお腹は減りません。

 ピット裏を歩いていると何故かお客さん全員がスタンドの方を向いています。すると前座レースのオープニングでアメリカ国家が演奏され始めました。

 ほぼ全員がその場で直立不動、胸に手を当てている方もいます。慣れている方にはいつもの光景かもしれませんが日本人にはちょっと真似できない光景です。

 当然演奏が終われば拍手が起き、口々に「アメリカ!」と雄叫びをあげます。こんな空気、ちょっと羨ましいです。


さあいよいよ明日は決勝日。伝統の『第56回ロレックス・デイトナ24時間レース』がスタートします。日曜日は午後からは20~30mm(!)の降雨予報もでています。

 果たしてどのチームがトップチェッカーを受け、栄光のロレックスの腕時計『DAYTONA』を手にするのでしょうか。スタートは現地時間14時40分(日本時間28日(日)4時40分)です。お見逃しなく!

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