市街地サーキットなので、F1が走るコース、ウォールは左に少し見える紫の幕で仕切られています。ですから、紫の幕の外には一般の人の生活があるわけです、僕らカメラマンのコースの移動はウォールの脇を進むか、一般の人と同じ道を移動していきます。そして、こんな光景が僕の前にありました。コースを全開で走り抜けていくのはGP2のマシン。F1と違ってレーシングな音がします。子供たちの耳には聞いたことがない大音量。。。どう思ったんだろ？？？

メルボルンとかモナコとかシンガポールとか、市街地コースは他にも多々あるけれど、だいたい外からは見えないように仕切ってます。でも、ここはあちこちから見ることができてました。簡単に言うと、タダで見れます。もちろん見やすくはない場所ですよ。このゆるさは、なんでしょうか？ 来年は観客席から見てね、というプロモーションなのか、はたまた、そこまで完璧に隠す余裕がなかったのか？？？

小松さんのところのグロージャン選手。13位。またも、ポイント獲得なりませんでした。

GP2のスタートを撮りに３コーナーに行って、時間が少しあったので座っていたら、メディカルの方にこれ食べる？　って言っていただき、コーラと共にありがたくいただきました。僕の怪我のことを話したら、無線で聞いて知ってるよって言われました。何から何までお世話になりました……美味しかったです！

レース後に、日本から持って行った大盛りソース焼きそばを食べました！ 冗談抜きで、最高に美味しかった！ 木曜日からず〜〜〜っと、プレスルームのパンとサンドイッチを朝、昼、晩御飯としていたので、最後に食べたこの焼きそば！ いや〜〜〜〜最高でした！

GP2の松下選手、土曜日のレース１は予選２位から６位。日曜日のレース２は、３番グリッドからスタートしてトップに立つも、何度かのセーフティカーが入った後の１コーナーで他車と接触、リタイアとなってしまいました。レース後の審議でペナルティを受けることになってしまい、次戦のオーストリアに出場できなくなってしまいました。なんと言えば良いのわかりませんが、勝てるクルマがあって、そのレースに勝たねばという気持ちがうまくかみ合わなかったというアゼルバイジャンでした。レース後に会って話をできていないので想像するしかないのですが、たぶん、相当に落ち込んでいると思います。でも、この結果を残りのレースで挽回できる体制があり、そして彼の持つ速さと負けん気と冷静さを持ってすれば、必ず結果は付いてくると僕は思います。シルバーストーンのレースを楽しみに待ちたいと思います。

ということで、今から待望の魚定食やさんにお昼ご飯に行ってきます！　納豆も付けちゃう！

では、次はオーストリアGPです。 長谷川さんへの質問お待ちしております。

ブログアップが遅くなってすみませんでした。

ホンダ長谷川さんへの質問の送り先は、下記メールアドレスまで。採用者へのプレゼント（サイン入りドライバーズカード）希望の場合は「住所」「氏名」「年齢」「性別」を明記の上、もちろん「長谷川さんへの質問」を忘れずに書いて、ご応募ください。アロンソ選手、バトン選手どちらが送られてくるかは運まかせとなります。プレゼントがいらない場合は、質問と「氏名」のみでOKです。掲載時にペンネーム希望の場合は、忘れずに書き添えてください。ここまでに採用していない質問を、のちほど選ばせてもらう可能性もありますので、何度も送っていただく場合は、ぜひ違う質問を、お願いします。

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熱田護（あつた・まもる）1963年生まれ。三重県鈴鹿市出身。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。2輪世界GPを転戦し、1991年よりフリーランスとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。2016年もF1全戦をカバーする予定。WEB：Mamoru Atsuta Photography