トップ3の背後にはルノー・スポールの2台が続き、6番手にはチーム・プジョー・トタル・アルゼンティーナのマリアーノ・ヴェルナーが『プジョー408』勢最上位につけた。

 レース中盤では、昨季王者のアグスティン・カナピノのドライブする新型『シボレーYPF・クルーズ』が408の背後を走るも、29周目のバトルによる接触でダメージを受け、終盤リタイアに追い込まれた。

 さらにトップ10後方では、トップを走るウルセラのチームメイトであり、現役WTCCレーサーのグエルエリが苦戦。23周目にプライベーターとしてフォード・フォーカスをドライブするダミアン・フィギンズとのバトルで追突。フロントエンドを破損し、ドライブスルー・ペナルティを受けることに。

 時を同じくして、先頭ウルセラのC4ラウンジにも接触の影響が及び、度重なるバトルによりフロントのカナードが破損。その破片がフロントタイヤに触れてペースが上がらず、後方のトヨタ・カローラ、ルノー・フルーエンスがギャップを詰めていく展開に。

新規参戦のシトロエンに対抗したルノー・スポール勢は、2位、4位、5位を死守
新規参戦のシトロエンに対抗したルノー・スポール勢は、2位、4位、5位を死守

 その流れをさらに演出するかのように、最終盤には後方を走るプジョーのスピンからセーフティカーが導入。6周のダウンラップを挟んで、残り2周での再開という超スプリントレースが展開した。

TGRAのマティアス・ロッシは3位表彰台を確保
TGRAのマティアス・ロッシは3位表彰台を確保

 この機会を活かしたのは、3番手を走っていたルノーのペーニャで、トヨタのロッシから2位を奪還することに成功。そのままチェッカーをくぐった。

 レース後には、序盤のウルセラとペーニャの接触バトルが審議対象となるも、警告のみで獲得ポイントには影響せず。シトロエンC4ラウンジがデビュー戦でフルマークとなる大量31ポイントを稼ぎ出した。

ドライバーパレードやコクピット体験など、ファンへのホスピタリティも充実
ドライバーパレードやコクピット体験など、ファンへのホスピタリティも充実

 次戦、第2ラウンドとなるのは4月22~23日のサンルイス戦。アルゼンチン中央部に位置し、美しい湖をたたえたポトレロ・デ・ロス・フネスを舞台に開催される。

今季からWTCCのボルボ・ワークスに加入したネストール・ジロラミも同選手権出身者のひとり
今季からWTCCのボルボ・ワークスに加入したネストール・ジロラミも同選手権出身者のひとり

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