今週末の4月20~21日にイタリアのヴァレルンガで開幕する創設2年目のFIA TCRワールドツアーに向け、引き続きBRCヒョンデN スクアドラ・コルセのエントリー名で参戦するヒョンデ・モータースポーツが、新たに投入するアップデート版『エラントラN TCR』を公開。同じくライバル陣営のリンク&コー・シアン・レーシングもドライバー不変、体制継続4台での参戦を表明している。
初代“ワールドツアー”チャンピオンのノルベルト・ミケリスを筆頭に、WTCR世界ツーリングカー・カップ“最後の王者”であるミケル・アズコナに加え、新たにネストール・ジロラミの加入をアナウンスしていたヒョンデ陣営だが、今季よりFIAステータス認証を取得したシリーズに向け、エンジンや骨格を含む内部構造は不変ながら「空力性能が向上した」という新しいボディワーク設計を持つ最新型を投入する。