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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.04.25 17:35
更新日: 2017.04.25 22:37

TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第8戦ブリストル レースレポート

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第8戦ブリストル レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第7戦 Fitzgerald Glider Kits 300
開催日:4月22日

エリック・ジョーンズが2連勝!

 4月22日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第7戦「Fitzgerald Glider Kits 300」がブリストル・モーター・スピードウェイで開催された。

 同シリーズのブリストル戦では、トヨタは過去9勝。うちカイル・ブッシュが7勝を挙げているが、カイル・ブッシュは今大会は出場せず。

 昨年の春のブリストル戦を制し、今季はカップ・シリーズにフル参戦している20歳のエリック・ジョーンズと、昨年のシリーズチャンピオンで、同じくカップ・シリーズに今季よりステップアップしたダニエル・スアレツの2名がスポット参戦した。

前戦に続き2連勝を飾ったエリック・ジョーンズ(#20)
前戦に続き2連勝を飾ったエリック・ジョーンズ(#20)

 22日(土)午後1時4分に0.533マイルショートオーバルを、85周、85周、130周の3ステージ合計300周(159.9マイル:約260km)して競われる決勝レースがスタート。

 2列目4番手スタートのエリック・ジョーンズは序盤から快調に順位を上げ、19周目に首位に浮上。10番手スタートのスアレツもトップ5へとポジションアップを果たした。

 ステージ1はイエローコーションが出ないまま推移し、1周が短いこともあって多くの車両が周回遅れに。

 ステージ終盤の80周目にクラッシュ車両によりこの日初めてのイエローコーションが出されたが、その時点で首位と同一周回はわずか8台。ステージ1はそのままの順位で終了することとなり、エリック・ジョーンズが3位、スアレツが5位となった。

 ステージ2は2位に浮上したスアレツが激しく首位を追う展開となったが、ステージ終盤の160周目に雨が降り始め、レースは赤旗中断に。1時間半ほどの中断の後に天候は回復し、レース再開。

 再開後のイエローコーションを経て、残り2周でステージ2の再スタートが切られたが、ステージ3を見越したピット戦略の違いにより、スアレツが3位、エリック・ジョーンズは11位でステージを終えた。

 ステージ3もスタート直後からスアレツが首位争いを展開。エリック・ジョーンズもポジションを上げてこれに加わった。

 しかし、230周目に出されたイエローコーション時、ピットへ向かったエリック・ジョーンズはピットロードスピード違反を取られてしまった。

 3位から15位へと大きくポジションダウンを余儀なくされたエリック・ジョーンズだったが、猛烈な追い上げを開始し、280周目には首位を奪還。

前戦に続き2連勝を飾ったエリック・ジョーンズ(#20)
前戦に続き2連勝を飾ったエリック・ジョーンズ(#20)

 291周目に発生したクラッシュにより、レースは最後の3周での再スタートとなったが、エリック・ジョーンズはこの再スタートでも首位を守り、トップチェッカー。前戦テキサスに続きシリーズ2連勝。

 同シリーズのブリストル戦では、昨年に続く春大会2連覇を達成した。レースを通し上位を争ったスアレツが3位に入った。

 次戦第8戦は4月29日(土)、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。

ドライバー エリック・ジョーンズ:

「本当にハードなレースだった。最後まで厳しい追い上げを受けたがトップを守ることが出来た」

「ペナルティを受けたときは勝てるかどうか分からなかった。そこから逆転出来たことで、ずっと忘れられないレースになるだろう」

「2連勝出来たのはチームのハードワークのおかげだ。最後は路面温度が下がっていくなかで徐々に調子を取り戻し、勝てた。ヴィクトリーレーンに立つことが出来て本当に最高の一日だ」


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