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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.05.09 16:00
更新日: 2017.05.09 15:59

TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第10戦タラデガ レースレポート

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第10戦タラデガ レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第9戦 Sparks Energy 300
開催日:5月6日

4台の“トヨタ・カムリ”がトップ10フィニッシュ

 5月6日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第9戦「Sparks Energy 300」がタラデガ・スーパースピードウェイで開催された。

ハイスピードコースで好走を見せたエリック・ジョーンズ
ハイスピードコースで好走を見せたエリック・ジョーンズ

 6日(土)午後12時20分に2.66マイルスーパースピードウェイを25周、25周、63周の3ステージ合計113周(300.58マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。18番手スタートのディフェンディングシリーズチャンピオン、ダニエル・スアレツが序盤から好調にポジションを上げ、14周目には首位に浮上。

 しかし、21周目に9台が絡む“ビッグ・ワン”が発生し、スアレツもこれに巻き込まれてしまった。

 この“ビッグ・ワン”に巻き込まれなかったエリック・ジョーンズがステージ1を4位でフィニッシュ。

 ステージ2も、終盤に再び“ビッグ・ワン”が発生。そのままステージは終了。ステージ1のクラッシュの後、車両を修復し周回遅れとして走行していたスアレツは、ここで“ラッキー・ドッグ”(コーション発生時に周回遅れの最上位車両が1周取り戻せる救済措置)を獲得し、首位と同一周回に復帰した。

 ステージ3は、最後まで走り切れる残り周回になったところで上位勢が続々とグリーンフラッグ下でピットイン。最後までピットに入らず残ったジェフ・グリーン、スアレツ、J.J.イェリーの3台がトップ3でレースを引っ張った。

 その後、全車がグリーン下でのピット作業を終えた時点で、エリック・ジョーンズ、スアレツらが上位に復帰。残り16周でコース上の異物によりイエローコーションが出されると、マット・ティフトがここで“ラッキー・ドッグ”を獲得。

 エリック・ジョーンズがイン側の先頭2番手で、残り11周での再スタートが切られると、3ワイドでの激しい最後のバトルが展開。ファイナルラップ、ポジションを争う中団グループ内でバックストレートでクラッシュが発生したが、レースはそのまま続行。エリック・ジョーンズが5位、ティフトが6位、スアレツが7位、ベテランのグリーンが10位で今季初となるトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第10戦は5月27日(土)、米国東南部ノースカロライナ州コンコードのシャーロット・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー エリック・ジョーンズ
「多分残り5周くらいで首位に立った。数周にわたって車線を変更しながら後続をブロックしたが、イン側に出来た別の隊列を抑えきれず、ポジションを落としてしまった。5位でレースを終えることが出来たのは幸運だったが、今日は全体的にもっと上を狙えるレースだった」

「我々のチームの車は、昨年スーパースピードウェイで苦戦したが、今日は本当に好調で、自由自在に走り、レースをリードすることも出来た。そういう意味では大きな一歩を踏み出せて良い一日だった」


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