ステージ2ではトゥルーエクス・Jr.が4位、エリック・ジョーンズが9位と連続でのトップ10フィニッシュ。ステージ終盤までトップ10圏内につけていたカイル・ブッシュはドラフティングパートナーを失い一気に後退。24位でステージを終えることとなってしまった。

 ステージ1の終盤、ペナルティを受け大きく順位を落としていたマット・ケンゼスが、ステージ2終盤にピットタイミングをずらす作戦に出て、ステージ3は首位で再スタート。他のトヨタ勢も好調に上位を争い、157周目には、首位カイル・ブッシュに、ハムリン、トゥルーエクス・Jr.、エリック・ジョーンズ、ケンゼスとトップ5を占める速さを見せた。

 しかし、レースが残り20周を切った169周目、18台もの車両が絡む多重クラッシュ“ビッグ・ワン”が発生。ケンゼス、レースを通してトップ10圏内と好調だったトゥルーエクス・Jr.とエリック・ジョーンズもこれに巻き込まれてしまった。

 レースは赤旗が出され、30分弱の中断の後に再開。再スタート後もカイル・ブッシュが首位を争ったが、残り3周というところで中段の車両がクラッシュし、イエローコーション。レースは延長され、最後の2周“オーバータイム”で競われることとなった。

 首位で再スタートを切ったカイル・ブッシュだったが、ファイナルラップ、接触寸前の3ワイドでの激しいバトルのなか、惜しくも先行を許し、3位でチェッカーとなった。

 次戦第11戦は5月13日(土)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ
「最後の再スタートでは、3ワイドのバトルであれ以上は何も出来なかった。(リッキー)ステンハウス・Jr.(フォード)は見事なダッシュと後続のプッシュで首位に立ち、私はその後につくしかなかった」

「とはいえ、チームは本当によくやってくれた。我々の“トヨタ・カムリ”は本当に速かった。勝利のために最善を尽くしたが、あの状況ではこの結果が精一杯だった。次戦こそは勝利を目指す」

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