「(欠場について)シーズンのためにはそうなるだろうね。本当にいい状態になるときがくるまでセバスチャンにとっては悲しいことさ」
「まずはスペアカーを我々はつくらないといけない。今日は準備することができないが、明日準備ができていたらラッキーだね」とコイン。
インディ500での代わりのドライバー候補には、フェルナンド・アロンソの参戦によりクルマを譲ったスタファン・ウィルソンや、インディ500を2度経験しているトリスタン・ボーティエの名前も挙がっていたが、チームはジェームス・デイビソンを起用することを発表した。

2014年にKVレーシングから、2015年はデイル・コイン・レーシングからインディ500に参戦経験を持つデイビソン。
「セバスチャンや(妻の)クレア・ブルデーに対して心配をしているよ」
「そうは言っても、この機会を非常に興奮しているし、挑戦する準備ができている。目標は、チーム、セバスチャン、スポンサー、すべてのためにいい結果を出すことだ。スタートが待ちきれないよ」とコメント。
21日に行われる最終予選には参加しないデイビソン。最後尾グリッドからスタートとなり、月曜日のプラクティス走行から参加する予定だ。
今回の決断にオーナーのコインは、「負傷したドライバーの代わりを探すのは決して簡単なことではない。重要なのは、セバスチャンが怪我から完全に回復し、復帰準備ができるまで彼を待つことだよ」
「ジェームスとは過去に一緒に戦っていて、我々のために彼はいい仕事をしてくれた。彼はチームに精通していて、どのように仕事を進めるかを知っている。だから代わりの候補を探すのは早かったね」と語っている。