インディカー・シリーズは、エンジン供給するホンダと2017年シーズン終わりまでエンジンサプライヤーの契約延長を発表した。

2003年よりインディカーにエンジン供給を始めたホンダ。2006年から2011年まではワンメイクでインディカーを支え、2012年から復活したシボレーとマニュファクチャラーチャンピオンシップを戦っている。

今回の契約は、2018年から2020年の3年間のオプションが含まれており、インディカーがエンジン要項を変更したり、シリーズに新たに参戦するメーカ―がいた場合に契約を変更できる。

契約は昨年の4月に合意に至っており、細部を詰めるためにこの時期まで調整されていた。

インディカーのCEOマーク・ミルズは、「ホンダと2年の合意に至った。それは3年間のオプションを持っている。どのように次世代のエンジンやクルマを開発するかを知ることはインディカー・シリーズとホンダにとって本当に重要だと理解している。それは、1年か2年以内により明確になると思っているよ」

シリーズは、昨シーズンからホンダとシボレーの両マニュファクチャラーが製作するエアロキットを導入。ホンダは、後半戦で立て直したもののシボレーに対し苦戦を強いられていた。インディカーは、2メーカーの差を埋めるため、ホンダに対しスーパースピードウェイ以外のエアロキットパッケージに変更を加えられる救済措置を設けている。

ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)の代表アート・セント・サーは、再開発のおかげでステップアップできると確信している。

「エアロキットを進めていく上で分かっていたが、全体のプロセスの中に、不均等な可能性があった。そのため、昨年は我々は奮闘したよ」

「ルールの変更により、我々には一部のエリアの開発し、再度ホモロゲートを受ける機会が可能となった。インディカーに要求リストを提出したけど、すべては受け入れられなかったよ」

「我々の期待は、今シーズンの競争力を得ることだ。外でしていたものをホンダの中でエアロキットのデザインと開発を行っていることが、我々のパッケージが正しく進んでいると思うひとつだ」

「我々のクルマは、ホンダの古いF1カーにとても似ているだろう。たくさんの特徴が類似しているんだ」

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