同じ週末、2026年スペインF4がバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで開幕を迎えた。このシリーズにも日本でも知られたレーシングドライバーの二世が参戦している。

 前哨戦として開催されたユーロカップ4 スペイン冬季選手権(3大会9レース)でチャンピオンに輝いたノア・モンテイロ(16歳/グリフィン・コア・バイ・カンポス)は、2026年スペインF4のタイトル最有力候補だ。そして、2005年F1アメリカGPではジョーダンに最後の表彰台となる3位をもたらしたティアゴ・モンテイロの息子だ。

 また、レッドブル育成のロッコ・コロネル(15歳/MPモータースポーツ)が参戦。彼は2026年ユーロカップ4 スペイン冬季選手権でランキング7位(33名中)に入ったほか、2025年のジネッタ・ジュニア選手権チャンピオンに輝いたオランダの若手であり、かつて日本のレースにも参戦したツーリングカーの名手トム・コロネルの息子だ。

 また、コロネルは13歳でレッドブル育成に加入した際、当時レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めていたヘルムート・マルコが「もしマックス・フェルスタッペンが辞めることになっても、後任はすでにいると私は確信している」と評したことでも話題になった人物だ。

 予選1回目でポールポジションを獲得したのはアメリカ・ニューヨーク出身のヴィヴェク・カンタン(16歳/グリフィンコア・バイ・カンポス)だった。カンタンはレース1で他を圧倒したまま2番手に3.9秒の差をつけてトップチェッカー。しかしレース後、カンタンにペナルティが下り、2番手でチェッカーを受けていたコロネルがFIA-F4初優勝を飾る結果に。なお、モンテイロは3位となった。

 予選1回目のセカンドベストタイム順でグリッドが決まるレース2で、ポールスタートとなったのはコロネルだった。コロネルは首位を譲ることなく、レースペースをコントロールし、連勝で2勝目を飾った。また、モンテイロは3位で彼も連続表彰台を獲得した。

 翌12日(日)に行われた予選2回目では、カンタンが引き続きポールポジションを記録。最終レース3はカンタンがリードするが、彼の背後ではボリス・ウィジェン(KCL/運営はMPモータースポーツ)とモンテイロが激しい2番手争いを続けた。ただ、カンタンはレース1で逃した勝利をここで取り返すことが叶った。

 リカルド・トルモでの開幕戦を終え、選手権首位は2勝を飾ったコロネル(55点)。3レース連続3位の安定感を見せたモンテイロが選手権2位(43点)につけている。2026年スペインF4は全7大会21レースを予定しており、次戦は6月5〜7日にポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキット(ポルティマオ・サーキット)で開催される。

■2026年F4スペイン選手権 第1戦リカルド・トルモ結果(抜粋)

  • レース1優勝:ロッコ・コロネル(MPモータースポーツ)
  • レース2優勝:ロッコ・コロネル(MPモータースポーツ)
  • レース3優勝:ヴィヴェク・カンタン(グリフィンコア・バイ・カンポス)

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