2026年5月22日
プレスリリース

・ヒョンデNは、エラントラN TCRで参戦したニュルブルクリンク24時間耐久レースにおいて、11年連続出場かつTCRクラス6年連続優勝を達成

・新型試作エンジンを搭載した2台のエラントラN1 RPが、SP4Tクラスで過酷な24時間レースを完走

・ヒョンデNのジュニアドライバー(韓国・アメリカ出身)が、世界でもっとも過酷とされるサーキットでその実力を発揮

 ヒョンデ・モーター・カンパニーの高性能ブランド『ヒョンデN』は、5月16日~17日に開催された2026 ADACラベノール・24hニュルブルクリンク(ニュルブルクリンク24時間レース)において、TCRクラスで6年連続となる優勝を果たしました。

 ヒョンデは11年連続でこの過酷なレースに参戦し、今回はTCRクラスに『エラントラN TCR』1台、SP4Tクラスに『エラントラN1 RP』2台を投入しました。ドイツの象徴的なサーキットで行われた本レースは、ヒョンデのモータースポーツにおける実力を改めて示すとともに、エラントラN1 RPの次世代パワートレインの開発・検証においても大きな成果を得る機会となりました。

 今回の優勝について、ヒョンデ・モーター・カンパニーNマネジメントグループ担当副社長 パク・ジュンは、次のように述べています。

「ニュルブルクリンクでTCRクラス6連覇を達成できたことは、チームの絶え間ない努力とヒョンデNテクノロジーの卓越性を示す素晴らしい成果です」

「また、新型パワートレインを搭載した『エラントラN1 RP』が、この過酷な24時間レースを完走できたことも非常に大きな意味を持ちます。これは、2026年よりヒョンデNのすべての内燃機関(ICE)モデルに搭載される2.0Tエンジンと同様、当社のエンジニアリングの方向性の正しさを裏付けるものとなりました」

「本レースは、ヒョンデにとって究極のテストの場であり、ジュニアドライバーがさらなる成長を遂げるための重要なプラットフォームであり続けます」

■ヒョンデN車両のドライバー

車両チームクラスドライバー
ELANTRA N TCRHyundai
Motorsport N #1
TCRミケル・アスコナ
マルク・バッセン
マヌエル・ラウク
ニコ・バスティアン
ELANTRA N1 RPHyundai
Motorsport N #2
SP4Tミケル・アスコナ
マヌエル・ラウク
マルク・ヴァレンヴァイン
キム・ヨンチャン
ELANTRA N1 RPHyundai
Motorsport N #3
SP4Tマルク・ヴァレンヴァイン
キム・ギュミン
シン・ウジン
CJ・セプルベダ
ヒョンデN、2026年ニュルブルクリンク24時間レースでTCRクラス6連覇を達成
TCRクラス6連覇を喜ぶヒョンデ・モータースポーツの面々 2026ニュルブルクリンク24時間

■エラントラN TCRがレースで発揮したパフォーマンス

 エラントラN TCRのステアリングを握ったのは、過去にも同クラスの優勝に貢献してきた経験豊富な欧州の強豪ドライバーたちです。激しい競争のなかで優れた耐久性と圧倒的なスピードを発揮し、TCRクラス6連覇という快挙を成し遂げました。

 今回のラインアップは、クラス優勝経験を持つベテランと、ヒョンデのドライバープールから選出された新進気鋭の若手を融合させた強力な布陣となりました。シートに座ったのは、ヒョンデ・モータースポーツでニュルブルクリンク24時間レースのTCRクラス通算10勝を誇るマルク・バッセン、マヌエル・ラウク、ミケル・アスコナの3名(バッセンは2012年の総合優勝経験者)。ここに、GT3マシンで同レース総合トップ10入りを5回果たすなど、ニュルブルクリンクで豊富な実績を持つニコ・バスティアンが加わりました。

 TCRカテゴリーの制覇にとどまらず、エラントラN TCRは総合69位という好成績をマーク。上位クラスのマシンを含むトップティアの耐久レース車両とも渡り合える高性能車の開発において、ヒョンデNの評価をさらに確固たるものにしました。

■新パワートレインを搭載したエラントラN1 RPの走り

 今年のレースは、未来の技術を実戦で検証する究極のグローバル・ショーケースとなりました。SP4Tクラスに投入された2台のエラントラN1 RPには、現行の排出ガス基準をクリアしつつサーキットでのパフォーマンスを極限まで高めるため、出力とレスポンスを強化した新開発の試作エンジンが組み込まれました。

 ドライバーには、未来のモータースポーツ界を担うグローバルな若手ドライバーたちが集結。1台目のエラントラN1 RPは、ヒョンデJrプログラム出身のベテランドライバー、アスコナ、ラウク、ヴァレンヴァインに韓国のキム・ヨンチャンが加わる布陣。2台目のエラントラN1 RPは、ヴァレンヴァインを筆頭に、ヒョンデN FestivalのN1クラス王者であるキム・ギュミン、同フェスティバルで経験を積んだシン・ウジン、そしてアメリカのTCアメリカ・シリーズで頭角を現したCJ・セプルベダという、次世代の精鋭たちがラインアップされました。

 全長25.378kmにもおよぶノルドシュライフェの過酷なコンディションを耐え抜き、2台のエラントラN1 RPは24時間を走り抜いて完走を果たしました。この挑戦によって得られた貴重なデータは、今後の車両開発に直結するとともに、究極の環境下における試作エンジンの高いポテンシャルと信頼性を証明する形となりました。

■ヒョンデNにとってニュルブルクリンクが重要な理由

 ヒョンデが2016年の初参戦から続くニュルブルクリンク24時間レースへの挑戦は、単なるレース活動にとどまらず、技術開発の中核を担う重要なプロセスとなっています。

 ニュルブルクリンクでヒョンデNが築き上げてきた長年の成功は、ヒョンデが継続的に取り組むモータースポーツ活動と、未来の自動車技術へのあくなき挑戦を象徴するものです。世界でもっとも過酷とされる環境下で市販車ベースのレーシングカーを限界まで追い込むことにより、ヒョンデはサーキットで鍛え上げられた高性能のDNAを、すべての市販車両へと確実にフィードバックしています。

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