しかし、180周目にコース上の異物によりイエローコーション。上位勢はピットに入らずコース上に残る作戦に。

 再スタート後、立て続けにクラッシュが連発。191周目には再スタート直後の接近戦となった4ワイドバトルの中で、ダニエル・スアレツが巻き込まれてしまった。スアレツは決勝前の規定外調整による最後尾スタートから追い上げトップ10圏内まで浮上していたが、無念の後退。

 レースは残り5周でハムリンが2位、カイル・ブッシュが5位、トゥルーエクス・Jr.が7位、ステージ1にトラブルで一時は周回遅れとなっていたがポジションを取り戻したエリック・ジョーンズが9位から再スタート。

 ハムリンはホイールをスピンさせスタートダッシュに失敗。2台の先行を許してしまい、4位でチェッカー。トヨタ勢はステージ1,2を制し、レースの約半分で首位を快走しながら、またも勝利を逃すこととなってしまった。

 マーティン・トゥルーエクス・Jr.が6位。トゥルーエクス・Jr.はこの結果、ランキング2位に後退。カイル・ブッシュは7位フィニッシュとなったが、ステージ1,2でのボーナスポイントもあり、ランキングでは3位に浮上した。ケンゼスが11位。エリック・ジョーンズは13位でチェッカーを受けた。

 次戦第16戦は6月25日(日)、米国西部カリフォルニア州ソノマのロードコース、ソノマ・レースウェイで行われる。

ドライバー デニー・ハムリン

「我々のトヨタ・カムリは快調だった。自分たちのできることは全てやった。若干ピットでタイムをロスしたが、レースは概ね良い走りが出来たし、トヨタ・カムリのスピードにも満足している。最後の再スタートは不利なイン側だったので厳しい戦いになることは分かっていた。ベストを尽くした結果だ。終盤は我々の望まないタイミングでコーションが出てしまった。とはいえ着実に改良は進んでいる」

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