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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.30 18:04

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第3戦鈴鹿 レースレポート

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海外レース他 | ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第3戦鈴鹿 レースレポート

2017年ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ第3戦
雨に濡れたサーキットでスリルあふれるレース展開で閉幕

【2017年6月25日、東京(日本)】
 熱狂のレースから一夜明け、再び鈴鹿サーキットで表彰台をめぐる闘いに臨みました。午前中、霧雨に濡れたサーキットで繰り広げられたブランパンGTアジアシリーズ第2戦の激しいドラマが幕を閉じると、いよいよウラカン・スーパートロフェオがグリッドに整列。
 
 各チームは事前にウェットタイヤを装着し、ドライバーも待ち受ける難局に向けてトラクションコントロールの設定を調整しました。小雨が次第に激しさを増し、サーキットに雨水が溜まり始めると、一同はスリリングなレースへの覚悟を新たにしました。
 
 20度を少し上回るほどの気温、雲に覆われた空、そして、降りしきる雨。レースコンディションは、昨日とは変わって厳しいものとなりました。サイティング・ラップ2周の後にセーフティ・カーがピットレーン入りし、ついに第2レースが本格スタート。

第3戦鈴鹿レース2 トップチェッカーを受けるクラッツィオ・レーシングのランボルギーニ・ウラカン
第3戦鈴鹿レース2 トップチェッカーを受けるクラッツィオ・レーシングのランボルギーニ・ウラカン

 
 スロットルがオープンした瞬間に水しぶきが高々と上がり、水が溜まりトラクションの効きにくい難しいコンディションとなりました。
 
 グリッド先頭でスタートした#11地元ドライバー、ケイ・コッツォリーノ(クラッツィオ・レーシング)がフィールドを支配し、セーフティ・カーによるスタートから早々にアドバンテージを得ようと猛攻します。
 
 #3イギリス人ドライバー、トビー・ソエリー(ラザルス・レーシング・チーム)と、#63の金石年弘(エンペラー・レーシング)が続きます。
 
 PRO-AM集団の先頭にして総合4番手には#38の落合俊之(ホー・ジャスト・レーシング)。一方、#74の林裕介(カー・ガイ・レーシング)がAMクラスのトップかつ総合7番手に、ランボルギーニ・カップ・クラスのトップかつ総合14番手にはイタリア人ドライバー、ガブリエル・ムローニが着けました。
 
 54周目には、ケイがソエリーとの差を2秒に広げ、そのソエリーを落合が1秒強で追う展開に。後方では、8番手に着けていた#19の中谷明彦(エンペラー・レーシング)が林を抜いて7番手に上がります。一方、雨足が激しくなるなか、#69AMドライバー、アンドリュー・ハリャント(X-ワン・レーシング)が集団に強力なプレッシャーをかけ続けます。
 
 ハリャントは予選でのスピンによって、第2レースをグリッド後方の15番手からスタートしましたが、続く数周で猛攻し、ムローニを追い抜くと、続いて#59のタイ人AMドライバー、ボビー・サッテイラック(トゥルー・ヴィジョンズ・モータースポーツ)を追い落とします。
 
 さらに、その直後に#66のサムソン・チャン(トップ・スピード・レーシング)と#50のキャリー・シュライナー(FFFレーシングチーム)を抜き去り、総合11番手に浮上。同じころ、予選でのトラブルによりグリッド最後尾でのスタートとなったPROドライバー、ジャック・バーソロミューもフィールドを駆け上がり、ハリャントのすぐ後ろに着けました。


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