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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.30 18:04

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第3戦鈴鹿 レースレポート

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海外レース他 | ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第3戦鈴鹿 レースレポート

 
 グリッド先頭で出走したのは、#11アフィク・ヤジド(クラッツィオ・レーシング)。3周目には、#3ポーランド人ドライバー、アルトゥール・ヤノス(ラザルス・レーシング・チーム)との間に2秒近く、そして3番手の#63影山正美(エンペラー・レーシング)との間に5秒近くの差をつけて独走状態に入ります。
 
 一方、#19のイタリア人ドライバー、エドアルド・リベラティ(エンペラー・レーシング)は、#2オーストラリア人ドライバー、ベン・ゲルセコウスキー(ライパート)を僅差でリードし4番手に着けました。
 
 PRO-AM集団の先頭にして総合6番手には、地元ドライバーの松本武士(ホージャスト・レーシング)が着け、カナダ人ドライバーの#33マックス・エベナルを寄せ付けまいと奮闘します。
 
 集団から数秒遅れ、AMクラストップを走るのは#69インドネシア人ドライバー、アンドリュー・ハリャント(X-ワン・レーシング)。7番手に着けた#12元F1ドライバーの中野信治(ランボルギーニ大阪レーシングチーム)の猛追を受けます。続くは、8番手の#5インド人ドライバー、アルマーン・エブラヒム(FFFレーシングチーム)と、同じく#50オーストラリア人ドライバー、リチャード・ゴッダード(FFFレーシングチーム)。
 
 ともに予選で車のトラブルに見舞われグリッド後方スタートとなったものの、以降順調に順位を上げました。ゴッダードを0.8秒差で追うのが台湾人のAMドライバー、#66ジョージ・シュー。
 
 そのあとをPRO-AMクラスから出場した#37香港人ドライバー、ナイジェル・ファーマー(GDLレーシング)、次に僅差で#74の地元AMドライバー、木村武史(カー・ガイ・レーシング)が追いかける展開に。
 
 フィールドのはるか後方では、タイ人のAMドライバーのサッティラック・ブンチャロエンが、ランボルギーニ・カップ・クラスのタイ人ドライバー、スパチャイ・ウェーラボールウォーンポン(トップ・スピード・レーシング)と、続く17番手のイタリア人ドライバー、ガブリエル・ムローニ(ペトリ・コルセ)をリードします。
 
 4周目、木村はファーマーを抜き去り13番手に浮上。6周目には、エベナルの車にトラブルが発生し、序盤での好調も空しく棄権を余儀なくされました。8周目でピットレーンがオープンすると、一番乗りでピットインを果たしたのがウェーラボールウォーンポン。
 
 9周目にはハリャントがゴッダードを抜き、全体で7番手に上昇。続く数周の間に各チームのドライバー交替が相次ぐなか、PRO部門ではリベラーティ、ヤジド、影山がギリギリまでピットインを遅らせ、それまでのペースを活かす戦略に打って出ました。
 
 ドライバー交替およびピットストップ直後のシェイクダウンを経て15周目に入ると、日本の#11ケイ・コッツォリーノが先頭を独走する展開に。一方、イギリス人ドライバー、#3トビー・ソエリーは、一瞬のすきを突いて#63の金石年弘と同胞のイギリス人である#2ロリー・コリングボーンを抜き、2番手に滑り込みます。

第3戦鈴鹿レース1 表彰台
第3戦鈴鹿レース1 表彰台

 
 一方、ハリャントも#12井入宏之を抜いて総合7番手に着けました。19周および最終周では、ライパートの#2とエンペラー・レーシングの#63が表彰台の最後の位置をかけて凄絶なバトルを繰り広げ、ファンを熱狂させました。
 
 最終的に、PROクラスを制したのはヤジド/ケイ(クラッツィオ・レーシング)。次いでヤノス/ソエリー(ラザラス)が2位、ゲルセコウスキー/コリングボーン(ライパート)が3位に入賞しました。
 
 AMクラスではハリャント(X-ワン・レーシングチーム)が首位、次いで木村/林(カー・ガイ・レーシング)が2位、ブンチャロエン(トゥルー・ヴィジョンズ・モータースポーツ)が3位に終わっています。
 
 ランボルギーニ・カップ・クラスでは、kボールウォーンポン(トップスピード・レーシング)がムローニ(ペトリ・コルセ)を下して勝利しました。


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