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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.30 18:04

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第3戦鈴鹿 レースレポート

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海外レース他 | ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第3戦鈴鹿 レースレポート

 6周目、ハリャントは#33のミコ・エスケリネン(ライパート)を抜いて10番手に、バーソロミューは数台をごぼう抜きして11番手に上がり、ハリャントを数秒差で追い上げます。
 
 7周目、#12の井入宏之(ランボルギーニ大阪レーシングチーム)は前方を走るイギリス人のドライバー、ロリー・コリングボーンにプレッシャーをかけていたものの、16番ヘアピンターンで不運に見舞われ、グリッドで9つ順位を下げて総合15番手に転落しました。
 
 8周目にピットレーンがオープンしピットストップが始まると、真っ先にシュライナーがピットインし、直後に#77のスパチャイ・ウェーラボールウォーンポン(トップ・スピード・レーシング)も続きます。
 
 さらに雨が激しさを増すと、後半に備えて残りのドライバーも続々ピットインし、ドライバー交替を行いました。12周目、#33マックス・エベナルはトラクションを失うもすぐに態勢を立て直し、#74木村武史(カー・ガイ・レーシング)を抜き去ります。
 
 一方、#66ジョージ・シューは辛くもサッティラックを追い落としました。16周目には、木村がさらに#16中野にもリードを許して順位を下げました。一瞬の差でピットストップに滑り込み損ねた#5アルマーン・エブラヒムは、18周目でストップ・アンド・ゴー・ペナルティーを課され、7番手から12番手に転落する一方、#19エドアルド・リベラルティは、引き続き#2のベン・ゲルセコウスキー(ライパート)を猛追し、ついに20周目で追い抜きました。
 
 かたや、エベナルは奮闘の末にハリャントを追い落としました。熾烈な第1レースを経たファーマーは、またしてもピットストップ違反でレース運営側とトラブルを起こし、20周目でストップ・アンド・ゴー・ペナルティーを宣告されます。
 
 その後、チェッカーフラッグまでにピットレーンから出ることができず、途中棄権となりました。PROクラスを制したのはヤジド/ケイ(クラッツィオ・レーシング)。

第3戦鈴鹿レース2 表彰台
第3戦鈴鹿レース2 表彰台

 
 次いで2位にヤノス/ソエリー(ラザラス)、3位には影山/金石(エンペラー・レーシング)が2017年ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ出場1週目にして入賞しました。
 
 PRO-AMクラスでは、松本/落合(ホー・ジャスト・レーシング)が優勝、シュライナー/ゴッダード(FFFレーシング)が2位、エスケリネン/エベナル(ライパート)が3位に終わっています。
 
 AMクラスではハリャント(X-ワン・レーシングチーム)が首位、次いで木村/林(カー・ガイ・レーシング)が2位、シュー/チャン(トップ・スピード・レーシング)が3位。
 
 最後に、ランボルギーニ・カップ・クラスでは、またしてもウェーラボールウォーンポン(トップ・スピード・レーシング)がムローニ(ペトリ・コルセ)を下して勝利しました。
 
 鈴鹿を舞台に開催されたレースウィークエンドは、今シーズンのスーパートロフェオ・アジアシリーズ全6戦の3戦目に当たります。次なる第4戦は富士スピードウェイ、第5戦は上海インターナショナル・サーキット、第6戦とワールドファイナルは、イモラのアウトドローモで行われます。
 
 アウトモビリ・ランボルギーニの本拠地でもあるイタリアのボローニャ地方にあるイモラ・サーキットでは、スーパートロフェオ・アジア、ヨーロッパ、北米シリーズの最終決戦となるワールドファイナルが実施され、各シリーズの覇者が世界の表彰台の頂点をかけて闘います。
 
 レースウィークエンドが閉幕した今、ドライバーならびにチームは、早くも8月19、20日に富士スピードウェイで開催予定の第4戦に向けて士気を募らせていることでしょう。
 

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017レースカレンダー

セパン(マレーシア) 4月8~9日
ブリーラム(タイ) 5月20~21日
鈴鹿(日本) 6月24~25日
富士(日本) 8月19~20日
上海(中国) 9月23~24日
イモラ(イタリア) 

ワールドファイナル

イモラ(イタリア) 11月18~19日


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