7周目、2番手を走行していたノーマン・ナト(アーデン)を筆頭に、ローランド、マルケロフら、ソフトタイヤ勢が続々とピットイン。
その頃、ルクレールはトップを快走していたが、突然エンジンカバーから煙があがる。なにかのトラブルかと思われたが、8周目にピットインするとタイヤのみ交換し、すぐコースへと復帰しそのまま走行を続けた。

松下はラルフ・ボスチャング(カンポス)、アレクサンダー・アルボン(ART)らハードタイヤ勢を従え、一時トップを走行。19周目にアルボン、21周目にボスチャングがピットへと向かうと、続く22周目に松下もピットインし10番手でコースに復帰した。
松下はファステストラップを出しながら上位勢を追いかけるが、前のマシンを抜くには至らずそのまま10位でフィニッシュとなった。
レースを制したのは、トラブルが見受けられながらも終始レースをコントロールし、チャンピオンシップを独走しているルクレール。続いてナトが2位でチェッカーを受けた。

