一方、リバースグリッドが採用されたオープニングレースでは、ポールシッターのジェームス・トンプソン(シボレー・RMLクルーズ)が1コーナーでポジションを守り、レースの主導権を握るかと思われたが、スタート直後の緩やかなターン3で2番手につけていたヒューゴ・バレンテのラーダ・ベスタに押し出される形でコースオフ、波乱の幕開けとなった。

トム・コロネル(シボレー・RMLクルーズ)
トム・コロネル(シボレー・RMLクルーズ)

 レースは、トップに浮上したバレンテが序盤をリードすることとなったが、すぐにバレンテにはドライブスルーのペナルティが下り、7周目からはスタートで3番手に浮上していたコロネルが新たなリーダーの座についた。
 ただ、コロネルの後ろには王者ロペスがピッタリとつけ、中盤以降はシトロエンC-エリーゼの強烈なプレッシャーを受け続けることになった。しかし、経験豊富なコロネルはロペスの猛攻を巧みなドライビングで凌ぎきり、最後も0.319秒差でポジションを守り抜いて21周のトップチェッカーを受けた。
トム・コロネル(シボレー・RMLクルーズ)
トム・コロネル(シボレー・RMLクルーズ)

 3位はミューラー。8、9、10番手スタートのホンダ勢は、モンテイロが4位、ミケリス5位、ハフが6位に入っている。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円