レース終盤に入った160周目には、中央列先頭の車両のスピンにより、後続が次々に追突。21台が絡む“ビッグ・ワン”となった。ケンゼスはクラッシュ発生場所より前を走っており巻き込まれず、間一髪の場所に居たカイル・ブッシュも僅かなダメージで済んだ。しかし、この日2度にわたってピットロードで他車と接触、後方を走っていたハムリンはクラッシュに巻き込まれて車体に大きなダメージを負い、長い修復作業を余儀なくされてしまった。

NASCAR第10戦タラデガ/クラッシュを喫するマット・ケンゼス
NASCAR第10戦タラデガ/クラッシュを喫するマット・ケンゼス

 4ワイドでの激しい再スタート後のバトルの末に、ケンゼスとカイル・ブッシュはイン側の隊列2,3番手で終盤戦でのチャンスを待ったが、残り8周というところで中央隊列の車両がバランスを崩し、イン側のケンゼスに接触。ストレートでの全開加速中に横から押される形でスピンを喫したケンゼスの車両は舞い上がり、イン側の壁にクラッシュ。ケンゼスは無事だったが、首位を争っていたレースをここで終えることとなった。

 この“ビッグ・ワン”も12台が絡む大荒れの展開に。レースは残り2周、カイル・ブッシュが2位での再スタートとなった。

 首位の車両が抜けだし、その後ろでカイル・ブッシュらが2位を争ってのファイナルラップ、最終コーナーを立ち上がったところで後続でまたも“ビッグ・ワン”発生。順位はイエローフラッグが振られた時点で凍結され、大荒れのレースを無事に走り切ったカイル・ブッシュが2位フィニッシュを果たした。

 次戦第11戦は5月7日(土)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「知っての通り、これがタラデガだ。何が起こったのかはよく分からないが、ワイルドなファイナルラップだった。そこら中でぶつかり合いながら、何とか抜けられる空間を探して走るレースだ。クラッシュに巻き込まれずにフィニッシュ出来たのは幸運だ。2位という結果は悪くない」

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