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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.08.02 11:55
更新日: 2017.08.29 10:39

TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第21戦ポコノ レースレポート

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第21戦ポコノ レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第19戦 US Cellular 250
開催日:7月29日

ライアン・プリースがキャリア初勝利!
トヨタ・カムリ、ワン・ツー・フィニッシュ

 7月29日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第19戦「US Cellular 250」がアメリカ中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。

 この週末はカップ・シリーズとトラック・シリーズが遠く離れたポコノで開催されているため、エクスフィニティ・ドライバーはシリーズレギュラーとスポット参戦ドライバーのみで戦われた。

NASCARエクスフィニティ・シリーズの第19戦『US Cellular 250』
NASCARエクスフィニティ・シリーズの第19戦『US Cellular 250』

 
 トヨタ勢では、今季フル参戦しているマット・ティフトに加え、第17戦ロードンでトヨタ・カムリでの初レースながら2位に入ったライアン・プリースと、シリーズデビュー4戦目ながら、2戦目ポールポジションも獲得する速さを見せている19歳のカイル・ベンジャミンが参戦した。

 29日(土)午後2時46分、0.875マイルオーバルを60周、60周、130周の3ステージ合計250周(218.75マイル:約350km)して競われる決勝レースがスタート。
 
 ポールポジションのプリースは、序盤から後続を引き離し、一時は2位に3秒以上の大差をつけ独走。ステージ1を制した。ベンジャミンが3位、ティフトが8位に入った。

 ステージ2スタート前のピット作業でプリースは一旦、6位に順位を落としたものの次第に追い上げ、ステージ2は2位フィニッシュ。ベンジャミンが5位、ティフトは10位となった。

 ステージ3は、4番手からスタートしたプリースがまもなく首位争いに加わり、20周以上に渡って激しいバトルを展開。169周目にこの日2度目のイエローコーションが出されると、再スタートを制し、プリースが首位に復帰した。

 この日は全体的にイエローコーションの少ない展開だったが、終盤に入って頻発。チェッカーまで残り5周というところで発生した多重クラッシュでは、8位での再スタートから上位浮上を狙っていたティフトが巻き込まれてしまった。

 レースは延長され最後の2周“オーバータイム”で決されることに。1位プリース、2位ベンジャミンが先頭に並んで再スタートが切られ、2台による激しい首位争いが展開された。

キャリア初勝利を達成したライアン・プリース
キャリア初勝利を達成したライアン・プリース

 
 チェッカー目前のターン4立ち上がりからベンジャミンが並びかけ、2台はサイド・バイ・サイドのままチェッカー。僅か0.054秒差でプリースが逃げ切り、嬉しいキャリア初勝利を飾った。

 2位のベンジャミンもシリーズデビュー4戦目にして初のトップ5フィニッシュ。6位にベテランのJ.J.イェリーが入った。

 次戦第20戦は8月5日(土)、ワトキンスグレン・インターナショナルで行われる。

ドライバー ライアン・プリース

「何と言っていいか分からない。今は言葉が無い。ただみんなに感謝したい。今のこの感情を伝える言葉が見つからない。レースは永遠に終わらないように感じた。とにかくミス無く走ることに集中した。素晴らしいクルーチーフとチーム、そしてトヨタのおかげだ。本当に信じられない」


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