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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.08.23 10:44
更新日: 2017.08.29 11:12

TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第24戦ブリストル

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第24戦ブリストル

 ステージ2スタート前のコーションでやや順位は入れ替わり、エリック・ジョーンズが再び首位でスタート。カイル・ブッシュは6位まで順位を落としたものの、再スタート後3周で2位へとポジションを上げ、エリック・ジョーンズとの1-2体勢とし、167周目に首位へ。その後もエリック・ジョーンズとの首位を入れ替えながらのバトルが続き、それをケンゼスが追う形となった。

 ステージ終盤にコーションが出されると、カイル・ブッシュらはピットへ向かったが、ケンゼスはコース上に残る作戦に。これにより、ステージ2はケンゼスがステージウィン。エリック・ジョーンズが5位、ハムリンが7位、カイル・ブッシュが8位に入った。

 ステージ2を制したケンゼスだったが、ステージ3スタート前のコーションでピットへ向かった際、痛恨のスピード違反ペナルティ。20位へ後退。エリック・ジョーンズが首位、カイル・ブッシュ3位、ハムリン4位で再スタート。

 すぐにカイル・ブッシュは2位へと浮上したが、この日のエリック・ジョーンズは絶好調で、一時はカイル・ブッシュも引き離し独走。もし勝てばルーキーでは唯一の「プレーオフ」入りが決まるだけに、エリック・ジョーンズの初優勝なるかにも注目が集まった。

 レース終盤に入ると、ペナルティから追い上げてきたケンゼスも首位争いに。ケンゼスは現在15位でプレーオフ圏内にいるが、それを確実なものとするためにも今季初勝利を切望しており、カイル・ブッシュ、エリック・ジョーンズ、ケンゼスの3台による激しい首位争いとなった。

 445周目にカイル・ブッシュがエリック・ジョーンズをかわして首位に立ったが、エリック・ジョーンズも離されずに追走。終盤まで1秒以内での首位争いを繰り広げたが、最後はカイル・ブッシュが逃げ切り、今季2勝目。

 エリック・ジョーンズは自己最高位の2位、ハムリンが3位、ケンゼスが4位でチェッカーを受け、トヨタ・カムリは今季2度目のトップ4独占(1度目は第22戦ワトキンス・グレン)を果たした。

 カイル・ブッシュは自身記念すべきカップ・シリーズ出場450戦目で通算40勝目。14年の参戦歴のうち、トヨタで10年目、36勝を挙げている。そしてこの勝利により、カイル・ブッシュは2010年に続き、NASCAR史上で自身しか成し遂げていない、同一週3カテゴリー制覇という大記録を再度達成することとなった。

 次戦第25戦は9月3日(日)、米国南東部サウスカロライナ州ダーリントンのダーリントン・レースウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ

「(記録達成は)本当に大変だった。エリック・ジョーンズは強敵で、全力を尽くした。本当に疲れ切ったが、最高の結果になった。チームやクルーチーフに何と言って感謝して良いか分からない。車両も私も完璧と言えるわけではなかったが、我々のトヨタ・カムリは速かった。みんなを誇りに思う」

「エリック・ジョーンズとのバトルは楽しかったし、彼に敬意を表する。彼はチームメイト同様に素晴らしいレースをしてくれた。彼のような若く、才能のあるドライバーとレースを戦えることは素晴らしい」


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