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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.08.23 10:44
更新日: 2017.08.29 11:12

TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第24戦ブリストル

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第24戦ブリストル

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第14戦 UNOH 200
開催日:8月16日

カイル・ブッシュが今季3勝目!

トヨタ・タンドラ4台がトップ5フィニッシュ

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第14戦「UNOH 200」が8月16日(水)にブリストル・モーター・スピードウェイで開催された。

 今大会は8月中盤恒例の水曜日夜開催。年1戦トラック・シリーズが行われているブリストルで、トヨタは過去6勝を挙げているが、うち4勝がカイル・ブッシュによるもの。この週末、カイル・ブッシュは得意のブリストルで2010年以来となる3カテゴリー制覇を目指し、3レース全てに参戦した。

 16日(水)午後8時半過ぎに決勝レースのスタートが予定されていたが、雷雨のために2時間近く順延。午後10時44分に0.533マイルショートオーバルを55周、55周、90周の3ステージ合計200周(106.6マイル:約170km)して競われる決勝レースがスタートした。

 今季7戦目のシリーズ参戦で、初のポールポジションからスタートを切ったカイル・ブッシュが首位をキープ。カイル・ブッシュ自身がオーナーを務めるチームから参戦している19歳のノア・グラッグソンと、今季4勝を挙げランキング首位につける22歳のクリストファー・ベル、そして2度のシリーズチャンピオン経験者であるベテランのマット・クラフトンが続き、序盤からトヨタ・タンドラが上位を支配。

 ステージ1はカイル・ブッシュ、グラッグソン、クラフトン、ベル、そしてグラント・エンフィンジャーと続きトップ5を占めた。

 ステージ2はコーションでピットに入らなかった車両がいたため、トヨタ勢は3位以降からのスタートとなったが、すぐにクラフトンが首位浮上。40周にわたって首位を快走したが、終盤にカイル・ブッシュがこれをかわし、ステージ2も制覇。クラフトンが2位、20歳のベン・ローズが4位、ベルが5位、グラッグソンが6位、エンフィンジャーが9位となった。

 ステージ3スタート前のコーションで、カイル・ブッシュはピットロードのスピード違反、グラッグソンもピットクルーが車両到着前にピットロードに降りたとしてペナルティを受けることに。

 17位までポジションを落としたカイル・ブッシュだったが、猛烈な追い上げを開始。再スタート後16周でトップ10圏内へと浮上すると、続く10周でトップ5,そしてそこから20周で首位を奪還してしまった。

 その後は後続を1秒以上引き離し独走態勢に入ったが、チェッカーまであと6周というところでイエローコーション。レースは延長され、最後の2周で決する“オーバータイム”に。

 首位のカイル・ブッシュはこの再スタートも決め、日付が変わる直前のチェッカーをトップで受けた。カイル・ブッシュは今季シリーズ3勝目。ブリストルでのトラック・シリーズ5勝目を挙げた。

 クラフトンが2位で続きトヨタ・タンドラは1-2フィニッシュ。エンフィンジャーが4位、ローズが5位、ベルが7位、パーカー・クリガーマンが8位に入り、トヨタ・タンドラは6台がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第15戦は9月3日(日)にカナダ・オンタリオ州ボウマンヴィルのカナディアン・タイヤ・モスポート・パークで開催される。

ドライバー カイル・ブッシュ

「ペナルティを受けてポジションを落とした後、他の車両とは違うラインで追い上げる必要があると分かっていた。ベストなラインを見出すまでに15周ほどかかったが、その後は本当に速かった。クルーが一丸となってこの素晴らしいトヨタ・タンドラを作ってくれた」

「本当に素晴らしい仕上がりで、持ち込んだ直後から良かったが、その後も微調整を続けて、レースを通してずっと絶好調だった。そして、深夜にもかかわらず応援してくれた全てのファンにも感謝したい」


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