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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.09.06 17:00
更新日: 2017.09.08 18:10

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2017年第25戦ダーリントン

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2017年第25戦ダーリントン

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES

第15戦 Chevrolet Silverado 250
開催日:9月3日

19歳ルーキー、グラッグソンがロード戦で自己最高2位

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第15戦「Chevrolet Silverado 250」が9月3日(日)にカナダ カナダ・オンタリオ州ボウマンヴィルのロードコース、カナディアン・タイヤ・モスポート・パークで開催された。

 この週末、カップ・シリーズとエクスフィニティ・シリーズはダーリントンでの開催であり、こちらも日曜日決勝のため、トラック・シリーズへの他シリーズレギュラードライバーの掛け持ち出場はなし。地元カナダ出身ドライバーなどがスポット参戦したほか、今季のトラック・シリーズでは唯一のロードコース戦のため、将来のステップアップに向けたロードコース戦の経験を積むという意味合いもあり、若手レギュラードライバーの活躍が目立った。

 3日(日)は朝方雨に見舞われ、ロードコース戦ということもあって、NASCARでは珍しいレインタイヤも用意されたが、その後は雨もなく路面は乾いていき、完全にドライコンディションで午後2時53分に1周2.459マイルのロードコースを20周、20周、24周の3ステージ合計64周(157.376マイル:約250km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。

 ステージ1は、今季既に4勝を挙げ、ランキング首位につけているクリストファー・ベルが5番手スタートから3位へとポジションを上げてフィニッシュ。19歳のルーキー、ノア・グラッグソンが6位、カップ・シリーズで活躍しているマーティン・トゥルーエクス・Jr.の実弟であるライアン・トゥルーエクスが11番手スタートから7位までポジションを上げてフィニッシュした。

 ステージ2では、ピットの戦略で12位まで順位を落としたライアン・トゥルーエクスが再スタート後1周で一気に6位へとポジションアップ。その後も目覚ましい走りで順位を上げ、ステージ2をトップチェッカー。自身2度目のステージウィンを果たした。ベン・ローズが3位、グラント・エンフィンジャーが4位と続き、トヨタ勢はトップ10のうち7台を占めた。

 ステージ3では、再スタート直後に4位につけていたベルがエンジンブロー。ステージ間のピット時から不調を訴えていたクラフトンもエンジントラブルに見舞われ、シリーズを牽引する2人が戦線離脱。

 再スタート後、狭いロードコースにも関わらず4ワイドでの激しいバトルの末に、トヨタ勢ではルーキーのグラッグソンが最上位の3位へ浮上。ファイナルラップ、グラッグソンの前で首位を争っていた2台が接触し、1台がコースオフしたため、グラッグソンは2位でチェッカー。惜しくも初勝利は逃したものの、フル参戦初年度の19歳が、3度目のトップ5フィニッシュ、そして自己最高位フィニッシュを果たした。

 ライアン・トゥルーエクスが5位でチェッカーを受け、今季5度目のトップ5フィニッシュとなった。

 次戦第16戦は9月15日(金)に米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイで開催される。

ドライバー ノア・グラッグソン

「33号車(カズ・グラーラ)と19号車(オースティン・シンドリック)は最後本当に速かった。私自身は全力を尽くして走ったが、終盤もう少し速さが必要だった。このレースで勝つつもりでいたし、そのために全力を尽くしたが、叶わなかった、チームクルーは最高の“トヨタ タンドラ”を用意してくれた、それだけに勝てなかったのは本当に残念だ」


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