新たにニッサン・オーストラリアのCEOに就任したステファン・レスターは、グローバルでの意思決定と、VASCで新たに導入されるNext-Gen(Gen2)規定を考慮に入れ「すべての選択肢がテーブル上にある」とコメントした。

 その発言に対し、シンクレアも「それらの議論は、これまでの数ヶ月より真剣に行われるようになっている」と説明する。

「最終的な意思決定は来年の中ごろになるだろうが、そこにはいくつかの方向性が残されている。いずれにせよ、2018年の開幕に向けてはL33アルティマの準備を全力で進めていくことに間違いない」とシンクレア。

新型マシン、コモドアZBを投入するホールデンはすでに全3回のエアロテストを開始

 ルノー・ニッサン・ミツビシのアライアンス内において、F1でワークスチームを運営するルノーと、そのルノーから新たにフォーミュラEの活動を引き継ぐこととなったニッサンは、さらに日本国内でのGTプログラムと、オーストラリアでのスーパーカー・プログラムというふたつのGTカテゴリーを抱える形となる。

 それについても、豪州CEOのレスターはニッサンにとってのバサーストの重要性を説いた上で「もちろん、これまでに自分自身が関わった経験がなければ、これらのプログラムやスポーツを理解するのに時間が掛かるものだ」と、上層部の意思決定プロセスに理解を示した。

「彼らはモータースポーツ以外に頭を悩ます要素に囲まれているわけだからね。それは必ずしも迅速なプロセスとはならないかもしれないが、私は彼らと健全な議論を進めている。ニッサン・オーストラリアにとってバサーストがいかに重要か、理解は得られているし熱心な関与を示してくれているよ」

 現行のV8、4ドアサルーンの規定に対し、5ドアや2ドアクーペ、V6ターボまでも許容する新たなレギュレーションの元で、フォードは2019年にも自社のスポーツカー・アイコン、『マスタング』での参戦を計画していると噂されており、ホールデンもまた来季2018年からワイルドカードとしてV6直噴ターボの投入を予定している。

 ニッサンとしても販売終了車種での参戦から、同社のスポーツカー・ラインナップの頂点に位置するフラッグシップ、『GT-R』へのスイッチがなされるのかが注目されている。

2013年で豪州での販売が終了しているアルティマ。2019年以降参戦継続ならGT-R投入もありえるか?
現在はVK56ベースのV8も、GT-RのV6ツインターボ、VR38DETTに変更の可能性も。また次期型フェアレディZの可能性も噂される

本日のレースクイーン

小林琉唯こばやしるい
2026年 / スーパーフォーミュラ
Mobil1レーシングサポーターズ2026
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年7月号 No.1621

    [特集]WRC 2027
    Gr.A時代の熱狂、ふたたび

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで