「2018年はキャラウェイのワークスチームとして参戦することで、コルベットがこれまで国際的なチャンピオンシップで示してきた記録的な成功の数々を継続する機会を得られるだろう」とキャラウェイ。

「しかし2019年以降は、我々は顧客と争うようなことはせず、マニュファクチャラーの伝統的なカスタマー・サポート・プログラムと同様に、プライベーターに対して高い品質のサポートを提供していくつもりだ」

 12月7日には、インディアナポリスで開催されたパフォーマンスレーシング産業展示会で、2018年シーズンのレギュラードライバーを発表。

 ADAC GTマスターズでコルベットをドライブし、ドライバーズランキング2位を獲得したダニエル・ケルウィッツと、2017年PWCでキャデラック・レーシングのATS-V.R.GT3でスプリントXのタイトルを獲得したマイケル・クーパーを起用する。

「彼らとともに、2018年のPWCに挑めることを誇りに思う。ふたりとも過去にチャンピオンシップを獲得した経験を持っており、初年度のキャラウェイ・コルベットC7 GT3-Rのパフォーマンスを証明する重要な大使としての役割も果たしてくれるだろう」とキャラウェイ。

「ダニエルはドイツでも我々とともに戦った経験を踏まえ、コルベットに関する豊富な知識とノウハウを。マイケルは長年PWCのレギュラーとしてシリーズを戦い、すべてのコースを熟知している。未来の顧客に我々の可能性を示す、優れたプログラムになるだろう」

 また、PWCを主宰するWCヴィジョンは、暫定カレンダーで日程未定のTBAとなっていた7月と9月の2ラウンドに関して、改めて決定となった開催地をアナウンスしている。

 7月の第8戦は13~15日の開催で、2005年以来のPWC復帰となるポートランド・インターナショナル・レースウェイに。9月の第10戦は、8月31~9月2日開催となるワトキンスグレンでのPWC最終戦が決まっている。

ドライバーには、ADAC GTマスターズでランク2位のダニエル・ケルウィッツ(中央)を起用
TBAとなっていた2ラウンドも確定。第8戦はポートランド、第10戦はワトキンスグレンとなった

■2018PWCピレリ・ワールドチャレンジ・カレンダー

ラウンド 日程 トラック
Rd.1 3/9-11 ストリート・オブ・セントピータースバーグ
Rd.2 3/23-25 COTAサーキット・オブ・ジ・アメリカズ
Rd.3 4/13-15 ストリート・オブ・ロングビーチ
Rd.4 4/27-29 VIRヴァージニア・インターナショナル・レースウェイ
Rd.5 5/18-20 カナディアンタイヤ・モータースポーツパーク
Rd.6 5/25-26 ライムロック・パーク
Rd.7 6/22-24 ロードアメリカ
Rd.8 7/13-15 ポートランド・インターナショナル・レースウェイ
Rd.9 8/10-12 ユタ・モータースポーツキャンパス
Rd.10 8/31-9/2 ワトキンスグレン
Rd.11 10/19-21 マツダ・レースウェイ・ラグナセカ(IGTC)

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