ヒュンダイ・モーター・アメリカのチーフマーケティングオフィサーを務めるディーン・エバンスは「我々の新たな“N”ブランドの名を冠したレーシングチームとマシンが、この著名なツーリングカーシリーズに参入できることに、とても興奮している」と喜びを語った。

「世界的に名を轟かせるブライアン・ハータ・オートスポートとの新たなパートナーシップと、素晴らしい実力を持つドライバーたち、そして昨季の開発プログラムを通じて高い性能を有していると証明してきたヒュンダイi30 N TCRの組み合わせで、2018年のPWCで成功を収める確実なスタートラインに立つことができたと思っている」とエバンス。

 同じく、アンベイル・イベントに参席したチーム代表兼CEOのブライアン・ハータも、新設クラスへのチャレンジに際して「ヒュンダイNブランドとの新たな提携は、マニュファクチャラー支援でシリーズを戦うための強力な後ろ盾となるだろう」と期待を込めた。

「彼らは新たなパフォーマンスラインとなる“N”ブランドでの成功を望んでいて、ヒュンダイも我々もモータースポーツでその能力を証明したいと考えている。だからBHAは出発点としてPWCのTCRクラスが最適だと判断したんんだ」と、元インディカードライバーのハータ。

「主だった弱点がなく、目を見張る性能を有しているi30 N TCRの潜在的ポテンシャルをPWCに持ち込めば、2018年シーズンを通じてヒュンダイのレーシング・パフォーマンス・グループ部門の活動を大成功に導くことができるだろうと確信している」

 このTCRクラスには、昨シーズンに特認車両として参戦したアウディRS3 LMSに加えて、ハインライン・レーシング・デベロップメントが3台のフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRの投入を発表。今後も参戦台数の増加が見込まれている。

今季のインディカーでは、新たにマルコ・アンドレッティにステアリングを託すブライアン・ハータ(右)
2017年のGRCグローバル・ラリークロスではフォード・フィエスタを投入。カボ・ビンガムがドライブした
PWCのTCR部門は全12戦を予定。開幕戦は3月のCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)となっている

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