18位となってしまい、レース2は後方からのスタート。それでもまた好発進を決めて10位まで浮上し、前の集団に付いていって最後は8位でチェッカー。わずか1ポイントとはいえ、最後方からここまで挽回するだけの力を証明できたのは決して小さくなかった。

「今日は何もしてないですよ、前の何台かが消えていって順位が上がっただけです。クルマのポテンシャルとしては充分に表彰台に上れる速さはありましたから、本当にもったいない。チームメイトが表彰台に乗っているわけだから、(レース1が)上手くいっていれば表彰台の可能性もあったかもしれないですからね……」

DRSが閉じなくなるトラブルに見舞われた福住のマシン

 福住はレース1のトラブルで上位争いのチャンスを失ってしまったが、上位争いに加わるポテンシャルがあることは充分に見せることができたと言って良いだろう。

 一方、ユーロF3からのステップアップでピレリタイヤも初めてならF1併催レースも初めての牧野は、「開幕前の準備は50%」という不安を抱えながらのシーズンイン。

 それでも最大の不安だった予選一発のアタックでは8位に飛び込み、「あそこでもうアタックを辞めようかと思った」ほどのターン1でのロックアップがなければ5位には入ることができたという。

 だがレース1では1周目のターン4で強引にインに飛び込んで来たマキシミリアン・ギュンター(アーデン)に接触され後退。そして13周目にはルカ・ギオット(トライデント)に追突されて右リアがパンク。これで牧野のレースは終わったも同然だった。

 ピットスタートとなったチームメイトのアルテム・マルケロフが昨年同様のレースペースの良さを見せ3位まで挽回してみせただけに、攻勢をかける前に終わってしまったのは勿体なかった。

「無理してペースを上げても仕方ないしチームからもタイヤマネージメントのためにペースをセーブしろとずっと言われていたので、マルケロフに抜かれてからは彼をフォローして走っていくような感じでした」と語るのは牧野だ。

「ペースを上げろと言われれば上げられたし、ミディアムのスティントに関してはそんなに悪くないかなと思いましたけど、パンクでタイヤ交換することになったんでソフトで走るのが予定より4~5周長いスティントになってしまったんで、最後はタレてメロメロになってしまいました。普通に行けば8位以内にはいけたレースだったと思います」

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