26日の発表では「目標とするマーケットはモータースポーツ界でベンチマークとなること、小規模生産できるプロダクトを作ること」とされるに留まり、具体的な参戦カテゴリーは示されていないが、イギリスのAUTOSPORT.comなどはアストンマーチンのDTM参戦へ向けた一歩との見方を示している。

 ドイツで根強い人気を誇るDTMでは、2018年限りでメルセデスが活動を終了。スーパーGTと作り上げてきた“クラス1規定”を導入する2019年からは、アウディとBMWの2メーカーのみが参戦する。

 この状況を打破するべく、DTM側は参戦台数拡大を目指しており、現在はワークスチームのみ参戦を認めているレギュレーションを改定し、カスタマーチームにも門戸を広げようとしているという。

RモータースポートはブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップでアストンマーチンの実質的ワークスチームとして活動
RモータースポートはブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップでアストンマーチンの実質的ワークスチームとして活動

 そして、このカスタマーチーム枠での参戦を検討していると報じられたのがアストンマーチンだ。報道では、同社がF1でタッグを組むレッドブルとのコラボレーションを持ち込み、チーム運営を関係が深いR-モータースポートに任せる形でDTM参戦を検討しているとされている。

 上述したように、今回AFレーシングAGがタッグを組んだHWA AGはメルセデス陣営の一角を担っていて、メルセデスが去る2019年からは活動に余裕ができる状態。そのため、今回の提携はDTMに向けた布石とみられているのだ。

 なお、先の報道ではアストンマーチンは自社製エンジンではなく、F1で来季から手を組むホンダからエンジンを譲り受ける可能性も指摘されている。

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