一方、選手権リーダーとしてクロフトに臨んだロイドは、予選でまさかの4番手に留まると、スタートでも気負いからホイールスピンを喫し、僚友ジェシカ・バックマンにもかわされ5番手にドロップ。

 その後もBTCC経験者のベテラン、スチュワート・ラインズ(セアト・クプラTCR)攻略に5周を擁し、なんとか3番手に浮上すると、ようやくシリーズ争いの直接的ライバルであるテイラーとの一騎打ちに。

 ファイナルラップのヘアピンでテイラーがワイドになり、ここぞとばかりインを伺ったロイドだったが、立ち上がりでサイド・バイ・サイドになった2台はアウト側のテイラーがわずかに優位を保ち、そのままコンマ6差でフィニッシュ。2位テイラー、3位ロイドの表彰台となった。

■レース2ではロイドがまさかのリタイア

 続くレース2は前日予選セッションの”セカンドベストタイム”でのグリッド順となり、スタートはそのテイラーがポールシッターに。対するロイドは7番手からと、精神的な重圧がのしかかるグリッドポジションからのレースとなる。

 快適な視界を活かして首位を守り抜き、ライト・トゥ・フラッグで今季2勝目を挙げたテイラーに対し、ロイドはシケインへの進入で縁石に深く入りすぎ、そのままグラスエリアにコースオフ。この時点で異変を感じたロイドは結局エキゾーストにダメージを負い、そのままマシンを止めることに。

 これでロイドは今季初リタイアを喫し、一時100ポイント以上開いていたランキングは選手権首位ロイドの433点に対し、2位のテイラーが402ポイントと、わずか31ポイント差にまで縮まり、10月13~14日の最終戦ドニントンパークを迎えることとなった。

ここまでロイドの後塵を拝してきたオリー・テイラーがR2で今季2勝目をマーク
R2の2位表彰台には、テイラーのチームメイトであるフィンレイ・クロッカーが入った
R2でリタイアに終わったロイドに対し、31ポイント差にまで迫った勝者オリー・テイラー

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