NASCAR XFINITY SERIES
第5戦 Production Alliance Group 300
開催日:3月16日
カイル・ブッシュの猛烈な追い上げでトヨタ・スープラが2、3位
3月16日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第5戦「Production Alliance Group 300」がオートクラブ・スピードウェイで開催されました。
16日(土)午後2時18分、トヨタ・スープラペースカーの先導で2マイルオーバルを35周、35周、80周の3ステージ合計150周して競われる決勝レースがスタート。スポット参戦ながら目下シリーズ2連勝中のカイル・ブッシュは最前列2番手からスタートを切り、11周目に首位浮上。後続を引き離し、4秒以上の大差をつけてステージ1を制しました。
4番手、9番手からスタートしたシリーズレギュラーのクリストファー・ベルとブランドン・ジョーンズはハンドリング不調でポジションを上げられず、ステージ1は9位、12位に終わりました。
ステージ2もカイル・ブッシュが一度も首位を譲らずトップフィニッシュ。ブランドン・ジョーンズとベルが5位、6位。
ステージ3は序盤こそ首位争いのバトルが展開されましたが、94周目にカイル・ブッシュがライバルを抑え再び首位へ。しかし、111周目に発生したイエローコーションでピットへ向かった際、カイル・ブッシュはピット作業ミスでペナルティを受けることとなり、15位へ後退。
再スタート後、カイル・ブッシュは猛烈な追い上げをみせ、終盤首位を争っていたベルもかわし、2位でチェッカー。ベルが3位で続き、トヨタ・スープラは2-3位フィニッシュ。終盤接触でスピンを喫しながらもその後の好走で追い上げたブランドン・ジョーンズも7位でチェッカーを受け、今季4度目のトップ10フィニッシュを果たしました。
次戦第6戦は3月30日(土)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われます。
ドライバー カイル・ブッシュ
「速さが足りませんでした。彼(コール・カスター:フォード)は非常に好調でとても速かったです。彼らは一日を通して速く、我々がピットトラブルに見舞われる前も迫ってきていました」
「我々は2位まで追い上げることができましたが、前を行く車両が同じような速さであれば、追いつくのは容易ではありません。最後は速さが足りなかったということです」