■佐藤万璃音のコメント
「予選はトップからコンマ6秒落ちの12、13 番手あたりと予想していました。1回目のタイム差は計算どおりでしたが、1分34秒台じゃないとそのポジションへ行けないとは誤算でした。2回目は赤旗でフライングラップを無駄にして、リスタート後は位置取りがよくありませんでした」
「決勝レース1はタイヤ選択を誤りました。空の一部は明るかったので、雨は酷くならないだろうと。序盤は順調に順位を上げたものの、雨の量が多くなってからはやはりスリックタイヤでは無理でした」
「決勝レース2の1周目はうまく戦えました。しかし、SC退去後のリスタートで失敗し、アクシデントにも巻き込まれ、悔しい結果に終わりました。入賞圏内はもちろん、決勝レース3のリバースポール獲得も目前だっただけに残念です」
「決勝レース3は抜群のクラッチミートでスタートも良かった。視界の左端に接触しているクルマが見えたので僅かにアクセルを戻しましたが、コースの右端から左前のクルマを抜こうとしていた僕のところまでは来ないだろうと、アクセル全開で行きました。あまりにも突然の事故でした。優勝は無理でも入賞は十分可能な手応えを感じていました」
「結果を残せず悔しくて仕方ありませんが、次の大会は僕が得意なイモラです。単に気持ちを切り替えるのではなく、いったい何が悪かったのかをエンジニアとともにしっかり話し合い、再び自信を持ってレースに臨めるように準備を整えます。今後とも応援をよろしくお願い致します」
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