その後方では、スタートでサンテロのカローラをかわしたウェルナーのフィアットが4番手へ。さらにペースを上げた新型ティーポSTC2000は7周目に元王者のシボレーをも捉えて、カナピノの前、3番手に浮上してくる。

 一方、予選ではエンジンECUのトラブルでシフトアップ制御にトラブルを抱えてスーパーポール進出を逃していたトヨタのエース、マティアス・ロッシ(トヨタ・カローラ)がトップ10圏外から鬼神の追い上げを見せ、同じ7周目にフィアットのファビアン・シャナンツォーニ(フィアット・ティーポSTC2000)を抜いて8番手、さらに現地法人のファクトリー支援を受けフル参戦するホンダ・レーシング・アルゼンティーナのホセ-マニュエル・ウルセラ(ホンダ・シビックSTC2000)もオーバーテイクし7番手にまでポジションを上げてくる。

 13周目にはマティアス-ムニョス・マルケージ(フィアット・ティーポSTC2000)がスローパンクチャーで緊急ピットに入ると、同じラップでシボレーのベルナルド・レイバー(シボレーYPFクルーズ)とホンダのウルセラがバトルから接触し、レイバーがリタイアするアクシデントも発生する。

 このトラブルに端を発してセーフティカーが導入され、全車のギャップがリセットされた状態で21周目にリスタートを迎えるも、上位勢にポジション変動は起こらず。ルノースポールのペーニャ、アルドゥソが開幕から2戦連続のワン・ツー・フィニッシュを達成。

 3位表彰台にフィアットのウェルナーが入りワークスカーのティーポSTC2000に初のポディウムをもたらし、シボレーのカナピノ、トヨタのサンテロのトップ5に。

 最後の最後でトヨタのロッシとサイド・バイ・サイドの勝負を展開したホンダのウルセラが、カローラをコース外に押し出しての決着で7位を回復してチェッカー。その隙に乗じて7番目でフィニッシュラインを通過したフィアットのシャナンツォーニは、ロッシのカローラへのヒットでペナルティを取られ9位のリザルトとなった。

 これで2連勝のペーニャがランキング2位の王者アルドゥソに対し16点リードの48ポイントと大きくアドバンテージを広げ、ランキング首位を堅持。続くSTC2000第3戦は、サンフアンに新設されたシリーズ初開催サーキットのエル・ビリクムを舞台に、5月19日に争われる。

2戦連続スーパーポール進出と気を吐くトヨタのジュリアン・サンテロは決勝5位

開幕戦は最低重量違反で失格など、新型エンジンのインストールに苦戦するシトロエンC4ラウンジ勢
2016年王者のアグスティン・カナピノは4位となり、ランキングは同率3位につける
開幕戦と同じオーダーでレースを制したルノースポール勢。フルーエンスGTを止めるマシンは現れるか

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