BMWモータースポーツ・ディレクターのイェンス・マルカルトは、2012年のDTM復帰初年度にブルーノ・シュペングラーがドライバーズタイトルを獲得する際に、トムチェクが重要な役割を果たしてくれた、と回想する。
「マーティンがいない2012年シーズンを想像するのは難しい。それぐらい彼は我々のチームで重要な仕事をしてくれたんだ」と、マルカルト。
「マーティンは歴史上で他に類を見ないほど、このシリーズに深く貢献してきた。我々のDTMカムバックに際して2012年にBMWチームに加入したとき、彼の膨大な経験とノウハウがプロジェクトの推進を大いに助けてくれた」
「今ではマーティンがBMWファミリーとして非常に近しい存在となり、ブランドアンバサダーを務めてくれてもいる。彼が今後も家族の一員として留まり、未来のモータースポーツ・プログラムの重要な役割を長期的に担ってくれることを幸せに思うよ」
トムチェクはこれまでBMWとともにニュルブルクリンク24時間に4度参戦。今季はスパ・フランコルシャン24時間レースでもBMW M6 GT3をドライブ。ドイツ国内を中心に開催されているADAC GTマスターズのオッシャースレーベン戦にも出場している。
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