2台体制を敷くチーム・シドニーは、まだ2人目のドライバーを発表していないが、VASC下部組織のデベロップメント・シリーズである『Super2』の2018年王者、クリス・ピザーの起用が有力視されている。

 そのほか、2020年で創設60周年を迎えるシーズンラウンチにはスタードライバーが数多く参加し、改めてデビューイヤーに大成功を収めたフォード・マスタングは、ニッサン陣営からスイッチするケリー・レーシングの2台、リック・ケリー、アンドレ・ハイムガートナー車を加え8台に増殖することが確定。

 対してホールデン陣営もチーム・シドニー(元テクノ・オートスポーツ)を含め、マット・ストーン・レーシング、チーム18などが2台体制に移行。ブラッド・ジョーンズ・レーシングは4台のコモドアZBを走らせる計画だ。

 また、スーパースプリント戦は新たに200kmレースを土日2ヒートで争うフォーマットに修正され、スーパー400と名称を変更。耐久戦の“エンデューロカップ”に組み込まれていたサンダウンがその新フォーマットを採用し、代わって第10戦のザ・ベンドが2020年耐久カップ開幕戦に指定された。

 VASCのシリーズCEOを務めるショーン・シーマーも「新たな技術パッケージは競争均衡をもたらし、選手権は歴代でも最高レベルに充実したカレンダーでシーズンを迎える」と期待を込めた。

「こうしてシドニー・ハーバーブリッジの壮大な背景の前で、60周年の記念すべきシーズンを開始できることをうれしく思う。3つのチームがシングルカー体制から移行し、レースチームの成長推移を証明しているほか、マスタングは8台に増加する」

「1960年にシングルレースとして始まったシリーズが、オーストラリアの最高峰モータースポーツ・カテゴリーとして認識されるまでの、素晴らしいマイルストーンを祝うシーズンになるだろう」

テクノ・オートスポーツは、ゴールドコーストの施設も市販車部門拡充を目指し最新鋭の設備を整えたばかりだった
一足先に2020年仕様マシンを公開していたレッドブル・レーシング・オーストラリアのトリプルエイト・レースエンジニアリング
2020年シーズンはザ・ベンドで開催される2月18日のテストを経て、その週末にアデレード500で幕を明ける

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