「すでに説明する必要もないことだが、彼らTeamwork Motorsportは中国やアジア地域で最高のツーリングカーチームのひとつであることを証明してきた。そんな彼らがアジアでの最初のカスタマーとして、我々のLynk&Co 03 TCRを選択してくれたことをうれしく思っている」と続けたハルテヴェルト。
「彼らがこれまでに蓄積してきた各国シリーズや地域選手権、そして耐久シーンでの経験とマカオなどでの成功実績を継続し、Lynk&Co 03 TCRの潜在能力を充分に引き出してくれるものと確信している」
■TCRチャイナは2度のスケジュール変更を経て7月に株洲で開幕
そのTeamwork Motorsportが主戦場と定めるTCRチャイナ・シリーズのプロモーターは、CTCCのカレンダー改訂に併せて2020年2度目のチャンピオンシップスケジュール修正版を発表。
5月と6月に開催予定だった広東国際サーキットと、最新の浙江インターナショナルサーキット戦がキャンセルされ、7月18~19日の株洲国際サーキットで開幕を迎える。
カレンダーは全6戦を予定し、8月は浙江省とオルドス、9月に上海と寧波でのイベントを経て、10月24〜25日に2度目の株洲国際サーキットでシーズンフィナーレを迎える。
一方、スイスを拠点とするVuković Motorsportは、2020年に向けてアップデートされたルノー・メガーヌR.S.TCRを発表し、新たに“EVO”の呼称を与えた。
この改良型ルノー・メガーヌR.S.EVO TCRは、ルノーの最新シリーズとなるTCe世代のエンジンに換装され、ボディ全体のエアロ形状見直しとサスペンションの改良、そして新型のトランスミッションを備える。
チームとしてシリーズにも参戦するVuković Motorsportは、その成果を「より軽量に、より速く」なったと謳っており、2020年は2台体制でTCRヨーロッパ・シリーズへの参戦を表明している。


