しかし、レース後のパルクフェルメで騒動が発生する。スチュワードはマイク・ハルダーのFK8シビックが搭載する消火器が「作動していないことを発見」し、直ちに失格処分が降された。

 これにより4位に入っていた妹のハルダーが最大の選手権ポイントを獲得するリザルトとなったが、Team Halderとして長らくシリーズに参戦してきた兄妹はSNSを通じて怒りの声明を出し、TCRドイツからのシリーズ撤退を決断した。

「すべてはニュルブルクリンクでの最初のレースでポイントを獲得した後の失格によって引き起こされた」とSNSに綴ったマイク・ハルダー。

「失格理由は消火器の作動不備とのことだが、これはシートベルトを外すときに誤って作動しないようパルクフェルメで消火システムを無効にしたためだ」

「DMSBはこれを規則違反(厳密に言えば正しい)と評価した。パルクフェルメで車両に技術的変更を加えることは禁じられているからね。しかし近年、委員会はこれを罰してはこなかった」

「その他の多くのドライバーも“安全上の理由から”同じ措置を採っている。消火システムが不意に作動して、ドライバーや車両に損害を与えないように配慮しているんだ。つまり『Safety first!(セーフティ・ファースト)』の意図でね」

「この失格により、勝利に相当する25ポイントを失った。我々にとっては、この終わりなき旅路の果てに突き付けられた、近年稀に見る失望を禁じ得ない」

 2台の撤退により計13台(シリーズエントリーは9台に)でスタートが切られた日曜レース2は、前日のフライングによるペナルティで9位に終わり、この日のリバースグリッドを活用したプロチェクが今季初勝利をマーク。

 ミケリスは怒涛のオーバーテイクショーを演じて2位までカムバックし、3位には開幕戦レース2の勝者でもあるドミニク・フューゲル(FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR/Profi Car Honda ADAC Sachsen)が入っている。

 今後も波乱の影響が避けられそうにないTCRドイツ・シリーズ。続く第3戦は9月19~20日の週末にホッケンハイムで争われる。

R2は前戦の雪辱を期したハロルド・プロチェク(HP Racing International)がリバースグリッドを活かして今季初勝利
3位表彰台獲得で、選手権対象外のミケリスを除き実質2位のポイントを獲得したドミニク・フューゲルが選手権首位を守った

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