「2021年に初めてBTCCにフル参戦できることを心から楽しみにしている」と、意気込みを語ったゲディー。

「前輪駆動マシンから最大限のポテンシャルを引き出すのに苦労すると予想していたから、これは安定したプラットフォームを提供してくれたチームメイトとエンジニアの能力の証だ。シリーズ復帰時にポイントを獲得できたことは素晴らしい結果であり、個人的にとても誇りに思っている」

 そして3台目のドライバーに抜擢されたテイラー・スミスもシリーズ復帰組のひとりであり、2017年以来のフル参戦が決定。アイルランド出身のBTCC優勝経験者は、ここ数シーズンをブランパンGT(現GTワールドチャレンジ)やブリテッシュGTで過ごしたのち、シリーズに対し「近年は傍観者だった立場から見て、BTCCがどれだけ恋しいのかがわかった」と語り、かつてのモーターベース・パフォーマンスやチームBMR、そしてチームBKRでの勝利を再現する意欲に燃えている。

「これは他に類を見ないチャンピオンシップで、トニー(・ギリアム代表)は勝利への情熱に溢れている。周囲にいるとフレッシュな気分になれる人物なんだ。彼がクプラの新プロジェクトに向けて集めた人員は、この業界でも最高峰であり信じられないほどの仕事を成し遂げた。正直言って、これほどシーズンが待ち遠しいと思ったことはないよ!」

 また、2020年はCOVID-19の影響でアンドリュー・ジョーダンが参戦休止を表明した影響で、2台体制でのエントリーとなっていたWest Surrey Racing(ウエスト・サリー・レーシング/WSR)は、チーム創設40周年を迎える2021年に向け、ふたたび3台体制に復帰する計画を立てている。

 2013年王者ジョーダンが開幕直前に去ったことで、エースのコリン・ターキントンとチーム2年目のトム・オリファントの2台に縮小したWSRは、それでもエースがドライバーズランキング2位を獲得し、チームとマニュファクチャラーでは独走でのチャンピオンに輝くなど、BMW330i M Sportのポテンシャルを見せつける戦績を収めた。

「そう、我々は確かに3台体制に復帰するだろう。そのことを、私自身とても楽しみにしているんだ」と語るのは、チーム代表のディック・ベネット。

「ふたたび勝利を目指し、2021年は3つのタイトル獲得を狙って戦う。それが40周年を祝う最高の方法だからね」

2台目のクプラを託されたグリン・ゲディー(左)。カーケア用品のAUTOBRITE Directをメインスポンサーに迎える
2016年にBTCC最後の勝利をフォルクスワーゲンCCで飾っているアーロン-テイラー・スミスもチームに復帰する
2020年体制発表時には3名が並んでいたWSR。まだドライバー発表はないものの、ジョーダン復帰が有力視されている

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