「他のドライバーたちがニュータイヤを履いていないとしても、タイムはとても接近している。それでも今年のスタートとして自分の名前が一番上にあるのは決して悪いことではないし、満足しているよ」と、テストでの手応えを口にするゴダード。

「(DJRやトリプルエイトなど)彼らはこのカテゴリーで明らかにベストの面々であり、長い期間トップの座を争ってきたチームだ。とくにデビューイヤーだった昨年は彼らと互角に戦うのは至難の技だったよ」

「でも結局のところ彼らこそが競争相手であり、いつの日か打ち負かしたい。現段階での僕はまだハシゴを登っている最中で、彼らから大いに学びたいと思っている」

 そのトリプルエイトは、今季もRed Bull Ampol Racing(レッドブル・アンポル・レーシング)としてWエース体制を敷くが、シェーン-ヴァン・ギズバーゲンとガース・タンダーのドライブした97号車は166周を走破して5番手、そして今季限りでのフルタイム引退を表明したジェイミー・ウインカップとクレイグ・ラウンズの88号車は同131周で4番手に。

 同じく、チーム・シドニーへ移籍した元DJRのファビアン・クルサードらも100周以上を走破したことを考えても、ゴダード&コステッキで78周と最少周回数でのトップタイムに、MSRの期待も高まっている。

 また、州境封鎖の影響で参戦チームが移動できなかったTCRオーストラリア第2戦だが、シリーズを統括するMotorsport Australia(モータースポーツ・オーストラリア)のチャンピオンシップディレクター、マイケル・スミスより、早くも1カ月順延の発表がなされた。同氏は「フィリップアイランドとチームの柔軟性、そしてサポートに感謝したい」とコメントしている。

移籍後初テストとなったTeam Sydney(チーム・シドニー)のファビアン・クルサードも、ホールデンのステアリングを握った
16日にビクトリア州のウイントンで予定されていたテストは、今週19日(金)の実施を目指す方針となった

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円