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投稿日: 2021.03.03 12:32

アウディが新型『RS3 LMS』をシェイクダウン。ヒュンダイは『i30 N TCR』をアップデート

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海外レース他 | アウディが新型『RS3 LMS』をシェイクダウン。ヒュンダイは『i30 N TCR』をアップデート

 アウディスポーツはWTCR開幕戦の6月を見据えて、今後も開発テストを継続するとした一方、ドイツのアルツェナウに拠点を置くヒュンダイ・モータースポーツも、2021年シーズンに先駆けて『i30 N TCR』の最新のアップデート・バージョンを発表した。

 改良版の主な変更点は、イヤーモデルとして更新されたロードカー版のエクステリアに準じてフロントバンパーの形状を変更。ヘッドライトもLEDデイタイムランニングライト(DRL)を備えた最新のグラフィックを採用する。

 ただし、ホモロゲーションの関係もあり今回のアップデートではシャシー、エンジン、ギアボックスなど主要なコンポーネントはすべて現状維持とされている。

 ヒュンダイ・モータースポーツのカスタマーレーシング部門でオペレーションリーダーを務めるアンドリュー・ジョンズは、この21年型に関して「我々のモータースポーツ・プロジェクトと、一般公道を走るロードカーとの間に強いつながりを築くことは、当初からカスタマーレーシング部門の重要な任務でもある」と説明した。

「だからこそ、ベースモデルのi30 Nが最新アップデートを受けるのが明らかになったとき、これらの変更をi30 N TCRと一致させることがとても重要だった。新しいフロントボディワークとヘッドライトは、我々のサポートエンジニアが可能な限りベースモデルの思想を学び、継続的な開発を実施したたゆまぬ努力の成果でもある」とジョンズ。

「これまで世界的に挙げて来た戦果こそがその証明で、我々のi30 N TCRはつねにこのカテゴリーで非常に強力な候補であったことを示している。性能面での向上はわずかかもしれないが、我々はつねに顧客の成功を意識し、彼らを選手権の最前線に保つよう務めていくつもりだ」

フロントバンパーの形状を変更し、LEDデイタイムランニングライト(DRL)を備えた最新のグラフィックを採用した『ヒュンダイi30 N TCR』の2021年モデル
今回のアップデートではシャシー、エンジン、ギアボックスなど主要なコンポーネントはすべて現状維持とされている


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