一方、南米大陸を代表する石油エネルギー企業プーマ・エナジーのサポートを受け、ホンダ系ファクトリーチームを運営するRAM Racing Factory(RAMレーシング・ファクトリー)は、ファビアン・シャナントゥオーニとファン-アンヘル・ロッソのチーム残留と同時に、STC2000で2冠獲得のファクンド・アルドゥソと、WTCR世界ツーリングカー・カップにも参戦した若手有望株、ホセ-マニュエル・サパーグの新加入を発表した。

 昨季までRenault Sport Argentina(ルノースポール・アルゼンティーナ)のエースとして活躍し、フルーエンスGTで通算13勝、18回のポールポジションを獲得する32歳のアルドゥソは、タイトル戦線に加わりながらランキング5位に終わった2020年を最後にチーム離脱を決意。新たにホンダのマシンをドライブすることを決断した。

 一方、今年25歳を迎えるサパーグは、2019年にマルセロ・チャロッキとペアを組むゲストドライバーとして、名物イベントの『ブエノスアイレス200km』でシトロエンC4ラウンジをドライブ。

 2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の厳しい条件下ながら、引き続きFDCモータースポーツやMonti Motorsport(モンティ・モータースポーツ)が走らせる同車をドライブしつつ、Target Competition(ターゲット・コンペティション)のヒュンダイi30 N TCRで、WTCRやTCRヨーロッパにも挑戦する精力的な活動を続けてきた。

 この元王者アルドゥソの移籍劇により、ルノースポール・カストロール・チームも2019年チャンピオンのリオネル・ペーニャとマティアス・ミラの新たなパートナーになる3人目のドライバーを発表。かつてはプライベーターのフォード・フォーカスIIIで印象的な速さを披露し、トヨタやフィアットなど数多くのブランドを経験するダミアン・フィネンチの起用をアナウンスしている。

2020年までRenault Sport Argentina(ルノースポール・アルゼンティーナ)のエースとして活躍し、フルーエンスGTで通算13勝、18回のポールポジションを獲得する32歳のアルドゥソ
2020年は2度の表彰台獲得に留まったプーマ・エナジー・ホンダ・レーシングとホンダ・シビックSTC2000
昨季はSTC2000に加えてTCRで活躍したホセ-マニュエル・サパーグも、ホンダ陣営の一翼を担う

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