こちらも吉利汽車グループ傘下企業であるミンタイ・グループは、この寧波国際スピードパークのオーナー企業であり、ユーロスポーツイベントとともにWTCRラウンドの主催者として名を連ねる。

「2005年からモータースポーツに専念しているミンタイ・グループが、ユーロスポーツイベントと協力してFIA WTCRイベントの中国復帰を可能にすることができたのは画期的な瞬間だ」と、喜びを語った同社代表のオウ・シャオドン。

「我々は今回のレースウイークを史上最高のWTCRイベントにすることを楽しみにしていて、そのことに非常に自信を持っている」

「また、我々が所有する中国で2番目のサーキットで、FIAグレード2認証を受ける成都天府国際スピードパークが来年前半にも使用されるため、近い将来に成都でも戦うFIA WTCRのドライバーやチームと出会えるのも楽しみにしている」

 これで2021年カレンダー確定としたユーロスポーツイベントだが、その他のモータースポーツ・カテゴリーと同様に、シーズン終盤のアジア・ラウンド3戦の実施には、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響が避けられないと予測しており「世界中の渡航制限と貨物移動の規制が緩和されるのを待っている」とも説明している。

最大の懸念はCOVID-19の状況。WTCR側も「世界中の渡航制限と貨物移動の規制が緩和されるのを待っている」と説明している
ボルボを傘下に収め、スウェーデンの実働部隊シアン・レーシングをリンク&コーに置き換えた吉利汽車。中国ラウンド開催はマストの事項だったはず

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