3番手につけたのは、琢磨と同じくインディ500で2回勝っているファン・パブロ・モントーヤ(アロウ・マクラーレンSP)。久々にインディ500に挑戦する彼は、スピードは226.123mphを記録。

 4番手はインディ1勝、昨年2位のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)で225.906mph。

 5番手は昨年のインディ500で3位だった琢磨のチームメイト、レイホールの225.644mph。レイホール二世はドラフティングなしの単独走行での最速=221.949mphもマークと好調な走りをみせる。

 6番手はエド・カーペンター・レーシングのコナー・デイリーで225.639mph。インディ500優勝に情熱を燃やし続けている彼らのチームは今年も速そうだ。オーナー兼ドライバーのエド・カーペンターは14番手につけたが、昨年のルーキー・オブ・ザ・イヤーのリナス・ヴィーケイは初日の走行開始早々にクラッシュ。左手指を骨折してしまった。

 7、8、9、10番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、ジャック・ハーベイ(メイヤー・シャンク・レーシング)、パト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)、エリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング)。

 アンドレッティ・オートスポート系列は本家のドライバーが誰もトップ10に入れなかったが、技術提携しているメイヤー・シャンク・レーシングでハーベイとカストロネベスが揃ってトップ10入り。本家の面々はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)の12番手が最上位で、コルトン・ハータが13番手、アレクサンダー・ロッシが19番手、ジェイムズ・ヒンチクリフは22番手だった。そして、昨年のポールシッター=マルコ・アンドレッティは25番手と厳しい位置だった。

 今年から4カーに体制拡大しているチップ・ガナッシ・レーシングも手放しで喜べる状況ではない。ディクソンは4番手だったが、次は今季からチーム入りしたアレックス・パロウの15番手で、インディ500で1勝しているトニー・カナーンは23番手、マーカス・エリクソンは28番手と下位に沈んだ。

アロウ・マクラーレンSPからインディ500に参戦するファン・パブロ・モントーヤ
アロウ・マクラーレンSPからインディ500に参戦するファン・パブロ・モントーヤ

 各チームの状況をみるとモントーヤだけでなく、オーワードもトップ10入りさせているアロウ・マクラーレンSPのパフォーマンスはなかなか良いものだとわかる。

 これでプレシーズンテストは終了。来週末にNTTインディカー・シリーズは開幕する。

 バーバー・モータースポーツパークでのホンダ・グランプリ・オブ・アラバマは、昨年はCOVID-19パンデミックでキャンセルとなった。今年は開幕戦として、そして、観客を迎え入れてのレース開催を行う。

 このレース、2年前に優勝したのは琢磨だが、路面改修でグリップが大幅アップし、以前とは別物の高速ロードコースになっているようだ。

チーム・ペンスキーを離れホンダエンジンのメイヤー・シャンク・レーシングからインディ500に参戦するエリオ・カストロネベス
チーム・ペンスキーを離れホンダエンジンのメイヤー・シャンク・レーシングからインディ500に参戦するエリオ・カストロネベス

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